次では、LinuxデバイスをZENworksサテライトにするために必要なLinux Adaptive Agentパッケージをインストールする手順について説明します。サテライトの作成後、ZENworksコントロールセンターを使用してサテライトを設定する必要があります。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』の「サテライト」を参照してください。
Linux Adaptive AgentパッケージをLinuxサテライトに展開するには、次の手順に従います。
デバイスが必要な要件を満たしていることを確認します(『ZENworks 10 Configuration Managementインストールガイド』の「サテライトの要件」を参照してください)。
ターゲットデバイス上で、Webブラウザで次のアドレスを開きます。
https://server/zenworks-setup
serverはZENworksサーバのDNS名またはIPアドレスです。
各アーキテクチャ(32ビットと64ビット)に1つのスタンドアロンパッケージがあります。
[
]タブをクリックします。使用したい展開パッケージの名前をクリックし、パッケージをデバイスのローカルドライブに保存し、chmod 755 filenameコマンドの実行により、ファイルに実行可能権限を設定します。
このパッケージで使用できるオプションについては、パッケージオプションを参照してください。
端末ウィンドウで、パッケージをダウンロードしたディレクトリに移動し、コマンド/filenameを実行してデバイスでパッケージを起動します。ここで、 はステップ 4でダウンロードしたパッケージの名前です。
ZENworksコントロールセンターでは、デバイスは[デバイス]ページの\サーバフォルダ構造または\ワークステーションフォルダ構造の下層に表示されます。
インストール完了後、デバイスがネットワークに接続している場合は、エージェント内のZENworks管理デーモンが自動的に管理ゾーンに登録されます。
これらのコマンドは、zacコマンドラインユーティリティを使用して、デバイス上でローカルに実行できます。xsessionセッションまたはsshセッションを使用して、エージェントをLinuxデバイスにインストールした場合は、/opt/novell/zenworks/bin/zacコマンドを入力してzacを実行する必要があります。ただし、再ログイン後は、完全なパスを入力しなくても、直接、コマンドラインからzacを実行できます。
コマンドラインから展開パッケージを起動する場合、次に表示されているオプションを使用できます。構文は次のとおりです。
package name option1 option2 ...
次に例を示します。
SatelliteServer.bin -k regkey1
-d target_path: 指定したターゲットパスにファイルを抽出します。デフォルトのターゲットパスは、c:\opt\novell\zenworks\stageです。
-h: ヘルプ情報を表示します。
-k: 管理ゾーンのデバイスの登録に使用する登録キー。
-l: パッケージコンテンツの一覧表示のみ行います。パッケージの抽出も、インストールの実行も行いません。
-n: パッケージを抽出しますが、インストールは実行しません。
-v: 詳細画面ロギングをオンにします。
上記のオプションに加えて、パッケージを作成する際に使用できる2つのBUILDTIMEオプション(-f fileおよび-o output_file)があります。これらのオプションは、Novellサポートから指示があった場合のみ使用してください。