該当するセクションを確認してください。
ZENworks をインストールして管理ゾーンを作成する前に、まずリモートデータベースサーバにリモートOEM Sybaseデータベースをインストールして、そのデータベースを、データベースをホストするプライマリサーバのインストール時に正しく設定できるようにする必要があります。
メモ:このデータベースについては、Novellサポートから、問題の判別、互換性情報の提供、インストールの支援、使用上のサポート、継続的保守、および基本的なトラブルシューティングが提供されます。拡張トラブルシューティングやエラー解決などの追加サポートについては、SybaseサポートのWebサイトを参照してください。
Sybase SQL AnywhereデータベースをインストールしてZENworks 用に設定する前に、次の前提条件が満たされていることを確認してください。
Sybase SQL Anywhereデータベースをインストールして設定し、ZENworksのインストール時に更新できるようにします。
ZENworksのインストール時に、データベースユーザを指定する必要があります。データベースユーザが、データベースサーバ上のテーブルを作成および変更するための読み込み/書き込み権限を持っていることを確認してください。
メモ:このデータベースについては、Novellサポートから、問題の判別、互換性情報の提供、インストールの支援、使用上のサポート、継続的保守、および基本的なトラブルシューティングが提供されます。拡張トラブルシューティングやエラー解決などの追加サポートについては、SybaseサポートのWebサイトを参照してください。
Microsoft SQL ServerデータベースをZENworks 11用に使用するには、Microsoft SQL Serverソフトウェアがデータベースサーバ上にインストールされており、ZENworksインストールプログラムで新しいMicrosoft SQLデータベースを作成できることを確認します。Microsoft SQL Serverソフトウェアのインストール手順については、Microsoftのマニュアルを参照してください。
MS SQLの場合は、READ_COMMITTED_SNAPSHOT設定をオンに設定して、データの書き込みまたは変更時にデータベース内の情報を読み取れるようにします。
READ_COMMITTED_SNAPSHOTをオンに設定するには、データベースサーバのプロンプトで、次のコマンドを実行します。
ALTER DATABASE database_name SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON;
ZENworksデータベースのOracleへのインストール時に、新しいユーザスキーマを作成するか、ネットワークのサーバに存在する既存のスキーマを指定するか、選択できます。
新しいユーザスキーマの作成: 新しいユーザスキーマを作成するよう選択する場合、次の要件が満たされていることを確認してください。
データベース管理者のアカウント情報を把握している必要があります。
Oracleアクセスユーザ用のテーブルスペースが必要です。テーブルスペースとは、データベースオブジェクトの基礎となる実際のデータを保存できるストレージの場所です。テーブルスペースは、物理データと論理データ間の抽象化層を提供し、すべてのDBMS管理対象セグメントにストレージを割り当てる機能を持ちます(データベースセグメントは、テーブルデータやインデックスなどの物理領域を占有するデータベースオブジェクトです)。作成したテーブルスペースは、データベースセグメントの作成時に名前で参照できます。
テーブルスペースは、ZENworksで作成することも、データベース管理者が作成することもできます。
ZENworksデータベーススキーマを作成して保存する十分な領域がテーブルスペースにあります。ZENworksデータベーススキーマを作成するために、テーブルスペースは最小10GBを必要とします。
既存のユーザスキーマの使用: 次のシナリオで、ネットワーク内のサーバにある既存のOracleユーザスキーマをインストールできます。
データベース管理者は必要な権限を使用してユーザスキーマを作成し、ユーザはデータベース管理者からそのユーザスキーマのアカウント情報を受け取ります。この場合、既存のOracleユーザスキーマにインストールするのに、データベース管理者のアカウント情報は必要ありません。
Oracleデータベースでユーザスキーマを作成し、ZENworks のインストール時に使用することを選択します。
既存のユーザスキーマの使用を選択する場合は、次の要件が満たされていることを確認してください。
ZENworksデータベーススキーマを作成して保存する十分な領域がテーブルスペースにあることを確認してください。ZENworksデータベーススキーマを作成するために、テーブルスペースは最小10GBを必要とします。
ユーザスキーマのクォータが、インストール中に設定を予定しているテーブルスペースで無制限に設定されていることを確認します。
データベースを作成する権利: ユーザスキーマが、データベースを作成するための次の権利を持っていることを確認します。
重要:Oracleデータベースの場合、データベースが共有サーバを使用するように設定するか、専用サーバプロセスを使用するように設定するかによって、パフォーマンスに影響します。ZENworksプライマリサーバにはそれぞれデータベース接続プールが設定されており、そのサイズはZENworksシステム負荷によって変動します。このプールは、負荷のピーク時には、プライマリサーバごとに最大100の同時データベース接続まで増加します。Oracleデータベースが専用サーバプロセスを使用するよう設定されていると、ゾーン内に複数のプライマリサーバがある場合にデータベースサーバリソース使用量が大幅に増加してパフォーマンスに影響することがあります。この問題が発生した場合は、ZENworksデータベースが共有サーバプロセスを使用するように変更することを検討してください。
OracleデータベースおよびRAC (Real Application Clusters)のバージョンは11.2.0.4以上である必要があります。
テーブルスペースはデータベース管理者が手動で作成する必要があります(ZENworksを使用してテーブルスペースを作成しないでください)。
ZENworksをアップグレードする前に、すべてのプライマリサーバとReporting ServerでZENworksサービスをシャットダウンします。