ZENworks Migration UtilityにはConfiguration Managementが提供されています。ステップ 5を参照(セクション 5.1, 前提条件)。これを、プライマリサーバに常駐する実行可能ファイルからコピーして、ワークステーションにインストールします。ユーティリティは、マイグレーションをモデル化して実行できるマイグレーション画面で構成されます。
次のセクションでは、移行されるものとされないものを説明します。
ZENworks Migration Utilityは、次の機能があります。
実行する前にマイグレーションをモデル化できます。
従来のZENworks関連付けから作成された割り当ての固有のビューを提供します。
eDirectoryオブジェクトと属性と関連付けをZENworksデータベースにコピーし、処理中にeDirectoryはそのままの状態で残します。
サイトに一覧表示されているアプリケーションから、重複を解決するようメッセージが表示されます。
Configuration Managementに存在しない、従来のZENworksシステムのeDirectoryオブジェクトの非移行属性のステータスログを提供します。
Novell Application Launcher (NAL)アプリケーションをConfiguration Managementバンドルに変換します。
ストリーム(ファイル)が関連付けられているMSIおよびAOTのアプリケーションは、ZENworks Migration Utilityに付属するAdminStudio Repackagerを使用してMSIに移行されます。
ZENworks Migration Utilityでは、次の内容は移行されません。
ユーザオブジェクト: 移行されません。代わりに、ZENworksコントロールセンターで、単にユーザソースをポイントするだけです。したがって、eDirectoryまたはActive Directoryでユーザに変更を加えると、ただちにZENworksコントロールセンターで認識されます。
インベントリデータ: 従来のインベントリデータおよび関連するeDirectory属性は、このユーティリティでは移行されません。ZENworks Asset Managementインベントリデータの移行方法については、セクション 4.3.3, その他のソフトウェアを参照してください。
移行されないものと、マイグレーション中に変更されるものの詳細については、セクション A.0, マイグレーションデータを参照してください。
その他の方法によって更新または移行されるものは、次のとおりです。
インベントリデータ: ZENworks Asset Management Migration Utilityを使用して、インベントリ履歴などの従来のインベントリデータを、ZENworks 7からZENworks Configuration Managementに移行できます。このユーティリティにアクセスして実行するには、次の手順を実行します。
Webブラウザで、次のURLに移動します。
http://zenworks_primary_server_id/zenworks-setup/?pageId=tools
また、ZAMmigration.exeを一時的な場所にダウンロードします。
ZAMmigration.exeを実行して、ワークステーションにインストールします。
ユーティリティを、サポートされているWindowsデバイス上で実行するには、[
]>[ ]>[ ]>[ ]の順にクリックします。PatchLink: PatchLink Updateは、ZENworks Configuration Managementのインストールの一部として、最新のパッチが自動的にインストールされます。
AdminStudio: AdminStudio ZENworks Editionは、Novell ZENworks Configuration Management CDに収録されています。これは、オプションでインストールします。Novell Application Launcherアプリケーションを移行するためにZENworks Migration Utilityで必要なAdminStudioの一部は、マイグレーションユーティリティとともに自動的にインストールされます。