プライマリサーバのDNS名のみを変更する場合は、次のタスクを実行する必要があります。
プライマリサーバのDNSエントリが新しいDNS名で更新されたことを確認します。
プライマリサーバの既存証明書の信頼できるバックアップを作成します。証明書は、Windowsの場合は\novell\zenworks\conf\securityディレクトリ、Linuxの場合は//etc/opt/novell/zenworks/securityディレクトリにあります。
プライマリサーバで証明書を再作成します。
プライマリサーバで、次の手順を実行します。
コンソールプロンプトで、次のコマンドを実行します。
novell-zenworks-configure -c SSL -Z
表示される指示に従います。
次のコマンドを実行して、すべてのZENworksサービスを再起動します。
novell-zenworks-configure -c Start
デフォルトで、すべてのサービスが選択されます。[
]として、[ ]を選択する必要があります。Webブラウザで、次のURLを入力して、新しい証明書が表示されることを確認します。
https://ZENworks_Server_IP_address
initial-web-serviceファイル(WindowsではZENworks_installation_directory\Novell\ZENworks\conf ディレクトリにあり、Linuxでは/etc/opt/novell/zenworks/ディレクトリにある)を編集して、サーバ証明書セクションのコンテンツをserver.certファイルで利用可能なpemフォーマットで置き換えます。server.certファイルは、WindowsではZENworks_installation_directory\novell\zenworks\conf\securityディレクトリ、Linuxでは/etc/opt/novell/zenworks/security/ディレクトリにあります。
次のコマンドを実行して、エージェントパッケージを再構築します。
novell-zenworks-configure -c CreateExtractorPacks -Z
novell-zenworks-configure -c RebuildCustomPacks -Z
変更された証明書を持つプライマリサーバに登録されている各管理対象デバイスおよびサテライトのコマンドプロンプトで、次の手順を実行します。
次のコマンドを実行して、ローカルにデバイスの登録を解除します。
zac unr -f
zacの詳細については、デバイス上でzacマニュアルページ(man zac)を見るか、または『ZENworks 10 Configuration Managementコマンドラインユーティリティリファレンス』の「zac(1)」を参照してください。
キャッシュをクリアします。
Windowsの場合: 次のコマンドを実行します。
delete c:\program files\novell\zenworks\cache\zmd /s
Linuxの場合: 次のコマンドを実行します。
rm -rf /var/opt/novell/zenworks/zmd/cache
次のコマンドを実行して、管理ゾーンにデバイスを登録します。
zac reg https://ZENworks_Server_DNS_name
zacの詳細については、デバイス上でzacマニュアルページ(man zac)を見るか、または『ZENworks 10 Configuration Managementコマンドラインユーティリティリファレンス』の「zac(1)」を参照してください。
これで、ローカルキャッシュ内のサーバ証明書が置換されます。