ポータブルコレクタは、ZENworks Adaptive Agentがインストールされていないサーバまたはデバイスに接続されていないデバイスをインベントリするために使用されるスタンドアロンアプリケーションです。このデータは、その後インベントリ済みデバイスリストにインポートできます。データがインポートされると、インベントリ済みデバイスと同様にそれを表示したり編集したりできます。ポータブルコレクタはWindowsおよびOSXデバイス上で実行できます。手順は次のとおりです。
ポータブルコレクタを作成します。
デバイス上でポータブルコレクタを実行します。
インベントリデータをポータブルメディアにコピーします。
インベントリデータをZENworksコントロールセンターにアップロードします。
詳細については、次を参照してください。
インベントリのみのスキャンを設定します。
ポータブルコレクタを作成する際に、インベントリのみのスキャンの設定が使用されます。たとえば、ポータブルコレクタにソフトウェアファイルをスキャンさせる場合、そのオプションを[インベントリのみ設定]ページで選択する必要があります。インベントリのみのスキャンの設定については、セクション 3.1, インベントリのみのスキャンの設定を参照してください。
[
]をクリックします。[
]リストで、[ ]をクリックします。ファイルをディスクに保存します。
ファイルを圧縮解除し、セクション 3.6.2, Windowsデバイス上でのポータブルコレクタの実行に進みます。
セクション 3.6.1, Windowsデバイス用のポータブルコレクタの作成に示されているようにポータブルコレクタを作成します。
ポータブルコレクタファイルをCDまたはフラッシュドライブなどのリムーバブルメディアにコピーします。
ポータブルコレクタをインベントリするデバイスにセットしてcollect.batを実行します。
利用可能スイッチを表示するには、コマンドラインで/?を入力します。
インベントリデータファイルをリムーバブルメディアにコピーして、ZENworksコントロールセンターに接続されているデバイスにセットします。
https://ZENworks_Server_ID/zenworks-setup/(ここでZENworks_Server_IDは、プライマリサーバのDNS名またはIPアドレスです)へ移動します。
[
]をクリックします。[
]をクリックしてデスクトップへダウンロードします。osxportable.dmgを解凍します。
ポータブルスキャンを実行する一時フォルダを作成します。
osxportableの内容(/Volumes/osxportable内にあります)を一時フォルダにコピーします。
osxportableイメージを終了(イジェクト)します。
ターミナルウィンドウを開きます。
管理者権限を持っている必要があります。
sudo ./zenumia-portable /full/path/to/output/directoryを実行します。
WIFファイル(< xxx>.xml)がそこに書き込まれます。このファイルにはデバイスのインベントリデータが含まれます。出力ディレクトリはWindowsデバイスでアクセス可能にすると便利です。あるいは、ファイルをコピーしてZENworksコントロールセンターに接続されているデバイスに配置することもできます。
スキャンが完了したら、ステップ 5で作成した一時ディレクトリとステップ 3でダウンロードしたosxportable.dmgファイルを削除します。
セクション 3.6.4, ポータブルコレクタを使用して収集したデータのインポートに示されているようにファイルをZENworksコントロールセンターにインポートします。
インベントリデータファイルを削除します。
ZENworksコントロールセンターで、[
]をクリックします。[
]リストで、[ ]をクリックします。[
]フィールドで、インベントリ済みのデータのファイル名を指定するか、[ ]をクリックして検索します。(オプション)デバイスを登録する場合は、[
]を選択して、次のフィールドに入力します。登録キー: 登録キーを指定するか、[
]をクリックして検索します。ポート: ポートを指定します。デフォルトは2544です。この値は必須です。
デバイスの種類: デバイスの種類(サーバまたはワークステーション)を選択します。
言語: 言語コードを指定します。デフォルトでは、[英語]が選択されています。
[
]をクリックします。インベントリデバイスが、
の順にクリックして表示されるデバイスリストに表示されます。このリストで、デバイス名をクリックしてインベントリデータを確認できます。