Novell Vibeでは、適切な権限を持つ任意のフォルダ内にフォルダエントリを作成できます。フォルダ内における適切な権限を持っていない場合、このセクションで説明するエントリを作成できません。
エントリを作成するフォルダに移動します。
[フォルダエントリ]ツールバーで、適切な項目をクリックし、エントリを追加します。たとえば、ブログフォルダにブログの記事を追加するには、
をクリックします。[ブログエントリ]ページが開始されます。
[入力]ページで適切な情報を指定します。フィールドの詳細については、セクション 5.1.1, エントリフォームへの入力を参照してください。
[
]をクリックします。エントリがフォルダに追加されます。
フォルダエントリの作成プロセスは、各種エントリ(ファイルエントリ、カレンダエントリ、ディスカッションエントリなど)で似ていますが、エントリフォームはかなり異なる場合があります。
Vibeは高度なカスタマイズが可能なため、Vibe管理者とフォームを作成した他のVibeユーザはエントリフォーム内のフィールド名を定義したり、変更したりできます。このセクションには、さまざまなデフォルトのエントリタイプの名前付きフィールドのリストが含まれています。カスタムフォームの作成に関する詳細については、Novell Vibe 3.4 Advanced User GuideのDesigning Custom Folder Entry Forms
を参照してください。
タイトル: エントリのタイトルを指定します。
ロケーション: イベントの場所を指定します。
説明: エントリの説明を入力します。これは、メインのコンテンツを追加するエントリの本文です。説明を単純なテキストにすることも、テーブル、ビデオなどを含む複雑なものにすることもできます。エントリの説明の作成に関する詳細については、セクション 5.1.2, エントリの説明の作成を参照してください。
イベント: 開始時刻および終了時刻、出席者のタイムゾーンにエントリを調整するかどうか、このイベント中に自分の状態を表示する方法([
]、[ ]、[ ]、または[ ])、およびエントリを繰り返すかどうか([ ]、[ ]、[ ]、[ ]、または ])を指定します。期間: 開始時刻、終了時刻、およびタスクの期間を指定します。指定できるのは、開始時刻、開始時刻と終了時刻、開始時刻と期間、または期間のみです。
優先度: エントリの優先度を指定します。
出席者: カレンダのイベントに招待する個々の出席者を指定します。
クリップボードのユーザ名: イベントにユーザを招待するためにクリップボード上にあるユーザ名。
グループ: エントリに関連付けるグループを指定します。グループを指定すると、グループの各メンバーがエントリに関連付けられます。たとえば、ミーティングをスケジュールする際に、あるグループをそのミーティングに出席するように指定すると、グループの各メンバーは出席者であるとみなされます。
チーム: エントリに関連付けるチームを指定します。チームを指定すると、チームの各メンバーがエントリに関連付けられます。たとえば、チームにタスクを割り当てると、チームの各メンバーは、そのタスクを完了する責任を負います。
担当者/出席者に電子メールによる通知を送信する: Vibeに、このエントリに関連するすべてのユーザ、グループ、またはチームに電子メールによる通知とiCalタスク/予定を送信させたい場合は、このオプションを選択してください。
ステータス: たとえば
、 などのタスクの現在の状態を選択します。完了: 完了したタスクの割合を選択します。
添付ファイル: ファイルシステムを参照し、エントリにファイルを添付できます。添付ファイルを追加するには、
をクリックします。写真: 写真の参照およびアップロードができます。
期日: エントリがアクティブである最終日。
調査: 複数回答、単一回答、または記述による回答のいずれを許可するか、誰が調査終了前に投票結果を確認できるか、誰が調査終了後に投票結果を確認できるか、誰が参加者の名前を確認できるかなどの調査用のパラメータを設定できます。さらに、投票者が投票を変更したり、削除したりできるオプションも提供されます。
このエントリを購読: このエントリでアクティビティが行われる場合に通知を送信するようにVibeを設定できます。詳細については、セクション 2.2, フォルダまたはエントリの購読を参照してください。
エントリの送信時に電子メールを送信: 特定の同僚があなたのエントリを確実に認識するように、Vibeから彼らにエントリが作成されたことを通知する電子メールを直接送信できます。
セクション見出しや強化された機能を備えた他の種類の要素を、エントリの説明セクションに追加できます(エントリの作成に関する詳細については、セクション 5.1, フォルダエントリの作成を参照してください)。
テキストを等号で囲むことにより、エントリの説明にセクション見出しとサブセクション見出しを作成できます。
例 |
説明 |
---|---|
==セクション名== |
Wikiページにセクション見出しを作成します。 |
===サブセクション名=== |
Wikiページにサブセクション見出しを作成します。 |
セクションとサブセクションは太字で表示されるため、標準テキストより目立ちます。また各セクションへのリンクが張られた目次は、エントリの説明の最初のセクション見出しの上に表示されます。
エントリの説明を単純なテキストにすることも、セクション、テーブル、ビデオなどを含む複雑なものにすることもできます。
以下のテーブルでは、エントリの説明を作成するときに使用できるオプションで分かりにくいものについて説明します。
アイコン |
機能 |
---|---|
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エントリの説明のHTMLソースコードを表示および編集できます。 |
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エディタを拡大し、エントリの説明を編集するための多くのオプションを表示します。 |
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エントリの説明に横線を挿入します。 |
|
外部Webページにリンクします。詳細については、セクション 5.2.3, Web上の外部ページへのリンクを参照してください。 |
|
外部Webページに作成されたリンクを解除します。 |
|
選択されたテキストを強調表示します。 |
|
テーブルを挿入します。他のアイコンは、新しい行の挿入、行の削除、セルのマージなどに使用できます。 テーブルの中にテーブルを挿入するには、2番目のテーブルを作成し、それを選択して1番目のテーブルの目的のセル内にドラッグします。 |
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現在システムのクリップボード上にあるテキストを、エディタにプレーンテキストとして貼り付けます。 |
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Microsoft Wordからコピーしたテキストをエディタに貼り付けます。 |
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最新の変更を取り消します。 |
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取り消した変更を元に戻します。 |
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選択すると、入力する単語が下付き文字として表示されます。 |
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選択すると、入力する単語が上付き文字として表示されます。 |
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選択してエディタに挿入できるカスタム文字のパレットを表示します。 |
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選択したテキストの書式を削除します。 |
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エディタの選択した場所にアンカーを挿入します。アンカーは直接リンクするために使用できるエディタ内部のブックマークです。 |
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別のソースからコピーしたHTMLコードを消去します。 |
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イメージをエディタに挿入します。詳細については、セクション 5.16, フォルダエントリのイメージの表示を参照してください。 |
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リンクを別のVibeエントリまたはフォルダに挿入します。詳細については、セクション 5.2, フォルダまたはフォルダエントリへのリンクを参照してください。 |
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YouTubeビデオをエディタに挿入します。 |