Novell
exteNd Director
5.2 リリースノート
2004年6月
Novell® exteNd DirectorTM (バージョン5.2)へようこそ。このリリースノートは、次のセクションから構成されています。
exteNd Directorのインストール Novell exteNd Directorのインストールに必要な準備 システム要件 Novell exteNd Directorの実行に必要なソフトウェアおよびハードウェア 新機能 このバージョンのNovell exteNd Directorの新機能 確認されている問題 このバージョンのNovell exteNd Directorについて確認されている問題 バージョン5.2で修正された問題 修正された問題。各問題には番号が付いています。 リリースノート更新 - これらのリリースノートの更新内容を確認するには、ここをクリックしてください。
exteNd Director Webサイト - 最新のexteNd Directorのダウンロード、ディスカッションフォーラム、ニュース、および情報については、ここをクリックしてください。
exteNd DirectorおよびexteNdTM 5 Suiteのインストールに関する詳しいガイドについては、exteNd 5 Suiteのヘルプにある「Installing Novell exteNd」を参照してください。
このセクションでは、exteNd Directorの実行に必要なソフトウェアおよびハードウェアの要件について説明します。
開発環境
開発環境のシステム要件の一覧は、exteNd Suite Release Notesに記載されています。
サーバ環境
サーバ環境のシステム要件の一覧は、exteNd Suite Release Notesに記載されています。
このバージョンのexteNd Directorの新機能については、exteNd Directorのヘルプで「What's New」を参照してください。
次はexteNd Directorについて現在確認されている問題です。その他の問題が見つかることがありますので、その場合はrelease note updatesで詳細をご確認ください。
- 一般的な問題
- ポータル関連の問題
- 開発環境に関する問題
- コンテンツ管理と検索に関する問題
- ポートレット関連の問題
- ページフロー関連の問題
- MySQL関連の問題
- ローカリゼーション関連の問題
- API関連の問題
- 管理関連の問題
- インストール関連の問題
- プラットフォーム関連の問題
一般的な問題
- Ruleサブシステムでは複数のリソースセットがサポートされていない - Ruleサブシステムを除くすべてのサブシステムは、複数のリソースセットを利用できるよう変更されています。そのため、すべてのルール生成物は、ポータルWARリソースセットに存在している必要があります。ルールを実行するアクティビティを利用したページフローやワークフローを作成する場合は、そのページフローやワークフローが別々のポートレットアプリケーションWARに存在していたとしても、ルールはポートレットリソースセット内に置かれる必要があります。(PPR 45938)
- リソースの削除がリソースセットによって認識されない - 現在リソースセットは、リソースが削除されたときに、それを検知することができません。たとえば開発環境においてポータルカテゴリを削除したとすると、そのカテゴリは削除された後でも、利用できるポータルスタイルのカテゴリの一覧に表示されます。(PPR 46293)
- CMおよびSecurity用のユーザトランザクションサポートが有効になっている必要がある - Content ManagementとSecurityサブシステムは、 exteNd DirectorアプリケーションのJTSトランザクションサポートが有効になってる場合、最適に動作します。 JTSトランザクションサポートは、同一テーブルに複数の行を挿入する作業を、複数回にわたるトランザクションではなく、1回のトランザクションで実行できるようにします。???ID JTSサポートを有効にするには、新規exteNd Directorプロジェクトを作成する際に、[ユーザトランザクションサポート]オプションを選択します。
exteNd Application Serverに展開する場合は、[ユーザトランザクションサポートを有効にする]というプロジェクトオプションと展開アプリケーションによって利用されるデータベース接続プール定義が、依存関係にあることに気をつけてください。 exteNd Directorの[ユーザトランザクションサポート]オプションが有効になっている場合は、SMCの[接続プールの追加]ダイアログボックスにあるデータベース接続の[グローバルトランザクション(XA)]スイッチを有効にする必要があります。 exteNd Directorでは、データベースサーバをXAを使用するように設定したり、XAドライバを使用したりする必要はありません。ただし、XAスイッチは、SMCにおける接続のために有効になっている必要があります。
exteNd DirectorでJTSサポートを有効にした場合で、その接続プールがOracleまたはDB2用であるときは、次のSMC用の手順に従います。
- JDBCプールを作成し、[ユーザ指定の設定]を選択します。 [次へ]をクリックします。
- [JDBC 1.0]を選択し、[次へ]をクリックします。
- プール名、ユーザ名、およびパスワードを指定し、[グローバルトランザクション(XA)]オプションのチェックボックスをオンにします。 [次へ]をクリックします。
- Oracleドライバ情報を次のように指定します。
- Oracle JDBCドライバ: oracle.jdbc.OracleDriver
- Oracle JDBC URL: jdbc:oracle:thin:@%host%:%port%:%sid%
または、IBMドライバ情報を次のように指定します。
- IBM DB2 JDBCドライバ: COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driverまたはcom.ibm.db2.jcc.DB2Driver
- IBM DB2 JDBC URL: jdbc:db2:%DBNAME%またはjdbc:db2://%server%:%port%/%database%
- [次へ]を2回クリックし、[終了]をクリックします。
exteNd DirectorでJTSサポートを無効にした場合で、その接続プールがOracleまたはDB2用であるときは、次のSMC用の手順に従います。
- JDBCプールを作成し、[事前に設定済みのexteNd設定]を選択します。 データベースのプラットフォームおよびドライバセットを指定し、[次へ]をクリックします。
- プール名、ユーザ名、およびパスワードを指定し、[グローバルトランザクション(XA)]オプションのチェックボックスをオフにします。 [次へ]を2回クリックし、[終了]をクリックします。
(PPR 45755)
- データベーススキーマの変更 - 新規のカラムとして、CONTENTENCODING VARCHAR(80)がCMDOCCONTENTSテーブルおよびCMDOCCONTENTSVERSIONSテーブルに追加されました。 アプリケーションサーバが動作するロケールの1つでドキュメントをHTML形式で保存した場合、アプリケーションサーバが他のロケールで実行されていると、DACの[Content Management]セクションにそのドキュメントが正しく表示されません。 CONTENTENCODINGカラムは、デフォルトのロケールエンコーディングがドキュメントと共に保存されるようにするために追加されています。 ロケールが変更されても、ドキュメントは、保存されているエンコーディングを使用して正しく表示されます。
exteNd Director 5.0を使用していて、Content Management内に既存のコンテンツがあり、exteNd Director 5.0から5.2へのアップグレード後にロケールを変更する場合は、次のオプションのいずれかを実行する必要があります。
- 新しいロケールでexteNd Director 5.2をインストールした直後にDACの[Content Management]セクションにログインします。 これにより、CMDOCCONTENTSテーブルおよびCMDOCCONTENTSVERSIONSテーブルにCONTENTENCODINGが自動的に作成されます。
DBAツールを使って次のSQLステートメントを実行します。
UPDATE CMDOCCONTENTS SET CONTENTENCODING = old-locale-encoding; UPDATE CMDOCCONTENTSVERSIONS SET CONTENTENCODING = old-locale-encoding;old-locale-encodingの値は、次のコマンドを発行して、古いロケールのアプリケーションサーバのコンソールから取得できます。
get file.encoding- アプリケーションサーバを異なるロケールで稼動するよう変更する前に、手動でCONTENTENCODINGフィールドをCMDOCCONTENTSテーブルとCMDOCCONTENTSVERSIONSテーブルに作成し、次のSQLステートメントを実行します。
UPDATE CMDOCCONTENTS SET CONTENTENCODING = old-locale-encoding; UPDATE CMDOCCONTENTSVERSIONS SET CONTENTENCODING = old-locale-encoding;old-locale-encodingの値は、次のコマンドを発行して、古いロケールのアプリケーションサーバのコンソールから取得できます。
get file.encoding(PPR 45906)
- pathInfoでMBCS名をサポートするためのプロパティを新規追加 - Frameworkのconfig.xmlファイルにcom.sssw.fw.converURI_to_UTF8という新しいプロパティが追加されました。 このプロパティは、WebSphereとTomcat4.1.30で発生する問題を解決するために追加されました。これらのプラットフォームでは、マルチバイト文字セットで名前が付けられたユーザページにアクセスすることができません。 この問題は、pathInfoをデコードするためにサーブレットコンテナがISO-8859-1を使用する場合に発生します。 UTF-8エンコードを使用してpathInfoをデコードすると、MBCSページは正しく表示されます。
com.sssw.fw.convertURI_to_UTFプロパティがtrueに設定されていると、文字列はFrameworkによって正しいエンコードに変換されます。 WebSphereとTomcat4.1.30では、このプロパティをtrueに設定する必要があります。その他の設定では、このプロパティはfalseに設定します。
注意: Tomcat 4.1.30におけるこの問題を解決する他の方法として、com.sssw.fw.convertURI_to_UTF8をfalseに設定し、Tomcatサーバのserver.xml設定ファイル内のURIEncodingをtrueにするという方法があります。
このプロパティがconfig.xmlファイルで指定されていない場合、exteNd Application ServerとWebLogicではfalseが、TomcatとWebSphereではtrueがデフォルト値とみなされます。
(PPR 46375)
- サーブレットパスではMBCS文字がサポートされていない - HttpServletRequest.getServletPath()メソッドは、サーブレットコンテナによってデコードされます。 そのため、RequestURIのサーブレットパス部分にマルチバイト文字セットを使った文字が含まれていると、この情報にアクセスできない場合があります。 pathInfoのMBCS名をサポートするために適用された修正(PPR 46375を参照)は、まだサーブレットパスには適用されていません。(PPR 46471)
- Linux上でXWBを使用すると、LDAPデータソースをJNDIに設定できない - Linuxで開発環境を実行している場合、ウィザードを実行して、LDAP(jndi)とデータソースを使用するようにユーザサービスを設定できます。 ただし、ウィザードでこれらすべてが正しく設定されているように見えても、UserService-confディレクトリ内に生成されたconfig.xmlとservices.xmlでは、引き続きデータソースにすべてJDBCを使うように指定されています。 このため、データソースは、指定したLDAPディレクトリではなく、常にデータベースになってしまいます。 この問題は、Windows上の他のプロジェクトで正しく定義されたconfig.xmlとservices.xmlをコピーすることにより対処できます。(PPR 44516)
- exteNd DirectorとiChainをLDAPと共に使用 - LDAP認証をexteNd DirectorとiChainを組み合わせた環境で使用するときは、exteNd DirectorとiChain LDAPのプロファイルを、大文字と小文字を含めてLDAPツリーと同じパスを使って設定する必要があります。 たとえば、LDAPツリーのユーザのdnがcn=huey,ou=Users,o=Novellの場合は、ou=Users,o=Novell or o=Novellのようにプロファイルを設定します。 プロファイルをou=users,o=novell or o=novellのようには設定しないでください。 LDAPプロファイルを正しく設定しないと、ユーザがexteNd Directorにログインしたときに、割り当てられたページが表示されないことがあります。(PPR 46391)
- コンポーネントは推奨されない - exteNd Director 5.0から、Portlet 1.0標準が実装されています。 コンポーネントの使用は推奨されていません。 一部のパブリックAPIは、コンポーネントのjavadocに記述されます。これらの一部はポートレットサポートのために存在しており、その他はexteNd 5のリリース時点で推奨されないAPIになります。
- インストール時にApplication Serverをロックしない - インストール中、デフォルトで推奨されているApplication Serverのロックを選択する代わりに、Application Serverのアクセスを制限しないように選択します。 このように選択しなかった場合、プロジェクトを展開した後に、展開したアプリケーションにアクセスするには、Application Serverのロックを解除する必要があります。
- プロジェクトのネームスペースを数字で始めることはできない - プロジェクトのネームスペースが数字で始まっていると、ポータルにアクセスできません。 ネームスペースは、デフォルトでプロジェクト名に設定されます。 プロジェクト名に数字を使う場合は、数字を含まないようにネームスペースを変更します。 ネームスペースの設定はEARプロジェクトのみに該当します。(PPR 43193)
ポータル関連の問題
- テーマのXMLファイルに必要な名前 - 新しいテーマを作成するときは、作成したテーマに対して生成されるXMLファイルにtheme.xmlという名前が付いていることを確認してください。 この名前が付いていないと、テーマはポータルに表示されません。(PPR 46349)
- Shortcutポートレットのアプリケーション起動機能によってセキュリティ違反が発生する場合がある - アプリケーションを起動する機能は、Shortcutポートレットのデフォルトの動作から削除されました。 Application Launcherは、ActiveXプラグインを使用しているため、Webリンクから有害なアプリケーションを実行する目的で使用される恐れがあります。ポータルサーバとブラウザクライアントはこのセキュリティ違反に対して脆弱です。使用しているサーバとブラウザに影響があるかどうかを判断し、問題を修正するには、TID 10093176を参照してください。 ShortcutポートレットのApplication Launcherを再び有効にするには、TID 10093193を参照してください。
- 共有ライブラリモードでポータルアプリケーションを再展開する場合、サーバの再起動が必要なことがある - 共有ライブラリサーバで、1つ以上のポートレットアプリケーションと共に動作しているポータルアプリケーションを再び展開する場合は、サーバを再起動する必要があります。 再起動しないと、これらのポートレットアプリケーションからのリソース要求で次のような例外が発生します。
EboResourceRecursiveVulture com.sssw.fw.exception.EboFactoryException: Service with ID 'com.sssw.fw.api.EbiArtifact' was not found loaded in the factory.(PPR 45494)
- ポートレットがレイアウト設定の通りに表示されない - ポートレットにレイアウトの制限を越えた幅が設定されている場合、ポートレットはレイアウト設定のとおりに表示されません。 たとえば、Flashポートレットのデフォルトオブジェクト幅は410ピクセルです。 このポートレットは、レイアウトの30%にあたるサイズを上回るため、ポータルによってレイアウトの50%のサイズに変更されます。(PPR 46350)
- 共有またはコンテナページの名前を変更すると初期設定が失われる - 共有またはコンテナページの名前を変更した場合に、新しいページ名に合わせて更新されない情報は次のとおりです。
- ポートレット設定
- ポートレット初期設定
- 名前が変更されたペアレントへのチャイルドページ参照
ページセキュリティおよびページカテゴリは更新される場合があります。(PPR 45459)
- 初期設定を変更するとWebSphereにエラーが発生する - WebSphereでは、ユーザがパーソナルページのコンテンツ初期設定を変更した場合、次のエラーメッセージが表示されます。
================================= J2CA0086W: Shareable connection MCWrapper id 55185d80 Managed connection com.ibm.ws.rsadapter.spi.WSRdbManagedConnectionImpl@3f85d80 State:STATE_TRAN_WRAPPER_INUSE from resource JDBC/FidelityOracleThin was used within a local transaction containment boundary. =================================(PPR 46433)
- WebSphereで名前付きディスパッチャの取得が失敗する - WebShereで実行されているポートレット内のPortletContextオブジェクトでgetNamedDispatcher()メソッドを呼びだすと、例外がスローされます。 これに対処するには、getRequestDispatcher()メソッドを使い、パス指定してディスパッチャを取得します。(PPR 44243)
- Stringタイプの初期設定に対してテキストフィールド領域パラメータを指定できない - ポータル初期設定がStringタイプである場合、固定サイズのテキストフィールドがポートレット初期設定シートに表示されます。 初期設定シートでは、テキスト領域またはテキストフィールドが必須かどうかを指定したり、novell-portlet.xml内のサイズを指定したりできません。たとえば、MessagePortletのメッセージ部分にはHTMLを含めることができますが、現在のところ、1行で提供されています。(PPR 43943)
- ポータルコントローラサーブレットはacceptヘッダに従う必要がある - URLが見つかっても、コンテンツタイプがリクエストが予期したものでない場合、ポートレットコントローラサーブレットは「406 Not Acceptable」で応答する必要があります。 たとえば イメージを探す場合、リクエストのacceptヘッダで、応答としてイメージのみを受け付けるよう指定できます。 ただし、URLでHTMLファイルが指定されている場合、現在のところ、コントローラサーバはacceptヘッダに従う代わりにHTMLファイルを返します。(PPR 46365)
- ポータルページ名がローカライズできない - 今回のリリースでは、共有ページ、コンテナページ、またはパーソナルページの名前のローカライズが可能です。(PPR 43706)
- ネストされたs3-componentの表示がサポートされていない - ポータルで、ポータルによって表示されるs3-componentタグを表示するようにポートレットに許可する必要があります。 これにより、ポートレットが他のポートレットの内容を表示できるようになります。 ただし、この機能は今、回のリリースではサポートされていません。(PPR 43404)
- 新しく作成されたSilverUsersは、キャッシュをクリアするまでDACで表示されない - exteNd Application Serverで新しくSilverUsersを作成した場合に、DAC内のセキュリティ管理ツールでそれらを確認できるようにするには、アプリケーションサーバを再起動するか、DACの[Directory Management]および[Security Management]セクションにある[Flush Cache]オプションを使用する必要があります。
(PPR 44885)
- ポータル認証 - exteNd Directorでは、サーバ管理コンソールの[ユーザの認証を必須にする]がサポートされています。 ただし、サーバがLDAPレルムを使用するよう設定されており、\SilverStream\Loginで認証する場合は、ポータルにログインすることはありません。 ポータルによって再び資格情報を提供するように求められます。
- ポートレットユーザ情報 - ユーザ情報(ポートレット<ユーザ属性>)はまだ実装されていません。(PPR 36687)
- その他のポートレット関連の問題
- ポータルコンテキスト名を変更するとポータルが壊れます。(PPR 39455)
- Headline Newsコンポーネントは、exteNd Directorに付属しなくなりました。 自由に入手できるニュースソースにアクセスするには、RSSポートレットを使用してください。
- CMPidReaderPortletは、exteNd Directorに付属しなくなりました。
開発環境に関する問題
- Composerプロジェクトを追加すると展開記述子を開けない - 新規のexteNd Director EARプロジェクトを新しく作成し、Composerプロジェクト(たとえばComposer\Samples\ServiceProvidersにあるServiceProviersアプリケーションなど)を追加すると、展開記述子を開いたときに設計コンソールにスタックトレースが表示されます。 このエラーは、Composerが有効なプロジェクトタイプとして定義されていないために起こります。 サブプロジェクト展開記述子のリストにプロジェクトが表示されない以外は、このエラーは特に害を及ぼすことはありません。(PPR 46280)
- WebLogicを展開するにはより多くのメモリを割り当てる - exteNd DirectorからWebLogicへ展開すると、メモリ不足エラーが発生する場合があります。 このエラーを解決するには、WebLogicの展開ツールによって起動されるJava VMにより多くのメモリを割り当てる必要があります。 より多くのメモリを割り当てるには、[プロジェクト]>[展開設定]>[展開情報]の順に選択し、[JVMオプション]に-Xmxと-Xmsを指定します。たとえば、次のようになります。
-Xms128m -Xmx256m(PPR 45733)
- SilverStream 4.0サーバへの展開が失敗することがある - SilverStream 4.0サーバにポータルアプリケーションを展開すると、次のメッセージが表示され、展開が失敗することがあります。
----------------------------------------------------- Java exception occurred. Exception in thread "main" -----------------------------------------------------このメモリ不足例外は、展開設定で次のSilverCmdオプションを指定すると解決できます。
+XX:MaxPermSize=64m(PPR 44004)
- 4.0サーバに展開する場合は5.0展開ツールを使う必要がある - exteNd Director 5プロジェクトをexteNd Application Server 4.0.1に展開する場合は、exteNd 5に付属の展開ツールを使用する必要があります。古いバージョン4.0.1のインストールのSilverCmdを利用すると、展開が失敗します。(PPR 43425)
- J2EE 1.3プロジェクトをNovell exteNd Application Server 4.0に展開するときにエラーが発生する - exteNd Director 5.xの開発環境で1.3 EAR展開計画を開発し、Application Server 4.0へ展開する場合、開発時に次のエラーが発生することがあります。
Unable to parse the XML file, reason: Error on line 35 of document file: /C:/deployment/Ear13/EARDeplPlan40.xml: Element "earJar" does not allow "deployedObject" here."このエラーは、この要素がApplication Server 4.0のリリース後にDTDに追加されたために起こります。 エラーを修正するには、XML編集モードを使用して展開計画からこの要素を削除し、再び展開します。 exteNd Director開発環境でプロジェクト名を右クリックすると、容易に展開計画を表示することができます。
- SMCからの展開解除がexteNd Director開発環境によって認識されず、quick-deployが失敗する - exteNd Director開発環境でquick-deployを使用中に、SMCを使用してプロジェクトを展開解除すると、このプロジェクトが削除されたことが開発環境によって認識されません。 次の展開では、quick-deployオプションのとおり、開発環境によって変更が認識されているものだけが展開されます。 この問題を避けるために、quick-deployオプションを利用しているプロジェクトを展開解除するには、exteNd Director開発環境を使用してください。
- 展開記述子よりも新しい展開計画ファイルを通知する際にエラーが発生する - 展開記述子が生成された後に展開計画を開いて変更した場合、これは正常な動作です。 多くの場合、これはEARを使用している際に、展開計画を2番目の手順として作成する場合に発生します。 このエラーは、機能の損失を招くことはありません。
- xsi:schemaLocation属性を使用する場合の問題 - フォームウィザードを使用してサンプルデータからフォームを作成する場合、そのサンプルデータがxsi:schemaLocation属性とxsi:noNamespaceSchemaLocation属性の両方またはいずれか一方を使用していると、ウィザードはこれらの属性のどんなスキーマURIもモデル要素のスキーマ属性に追加しません。したがって、この作業は手動で行なう必要があります。ランタイム時、および開発環境の[プレビュー]タブでフォームを正しく動作させるには、スキーマファイルをリソースセットへコピーする必要があります。
- セットアップユーティリティを使用してプロジェクトの設定を変更できない - これは、[プロジェクト]>[Director]の順に選択すると表示される[セットアップ]メニューオプションが、どのプロジェクトタイプに対しても有効になっていない場合に起こります。(PPR 46606)
- 最後に1行コメントが付いているファイルを解析する際のANTLRの問題 - カスタムクラスファイルの最後にコメント行を含めないでください。コンパイルエラーの原因になる場合があります。
- ネストされた繰り返しの後のレイアウト領域はサポートされている設定ではない - 現在、フォームデザイナのイベントエディタでは、ネストされた繰り返しの後にレイアウト領域を追加することはできません。(PPR 39792)
- pcAnywhereとの互換性 - pcAnywhereとJavaとの間には互換性の問題が確認されているため、pcAnywhereと共にexteNd Directorを実行すると問題が発生する場合があります(pcAnywhereと類似した製品でも問題が発生することがあります)。 この問題を解決するために使用するスイッチについては、exteNd Director設定ファイル(bin\xd.conf)を参照してください。
- EJBサブプロジェクトと共にEJBプロジェクトを設定する - いくつかの共通のセッションやエンティティBeanを共有しているEJBプロジェクトが2つ以上存在していることがあります。 このような場合は、それらの共有Beanをサブプロジェクトとして分割し、メインのEJBプロジェクトに含めることができます。 この作業を行なっている間は、次の手順を踏んで、プロジェクト構造が正しく作成されるようにします。
- 共有Beanクラスを整理するには、EJBクライアントアーキテクチャを使用します。 この作業には、EJB実装JARプロジェクト(SessionBeanオブジェクトを含む)およびEJBクライアントJARプロジェクト(ホームおよびリモートインタフェースを含む)の2つのプロジェクトの設定が必要です。
- 先の手順の結果作成されたEJBクライアントプロジェクトを共有サブプロジェクトとして使用します。 これには、このプロジェクトのプロジェクト(SPF)ファイルをメインのEJBプロジェクトのクラスパスに追加する必要があります。
この方法に従わず、代わりに古いスタイル(結合)のEJB JARのプロジェクトファイルをメインのEJBプロジェクトのクラスパスに追加すると、展開記述子を変更する際に、Beanが見つからないというメッセージが表示されるなどの問題が生じることがあります。
- プロキシサーバの使用 - プロキシサーバを使用している場合は、プロキシホストとそのポート番号をexteNd Drectorのbinディレクトリにあるxwb.confファイルに記述する必要があります(詳細については、xwb.confを参照してください)。 これらの値を設定する場合、展開計画エディタを使用しない限り、すべて問題なく動作します。展開計画エディタは、SunのHTTP実装ではなく、exteNdのHTTP実装を使用してNovell exteNd Application Serverと通信します。exteNdのHTTP実装では、プロキシサーバシステムプロパティを使用しません。 そのため、Registry ManagerおよびWebサービスウィザードは、プロキシサーバとの通信が必要なとき(たとえば、ファイアウォールの外にあるDTDやスキーマをウィザードが見つる必要があるときなど)に機能しなくなります。 プロキシサーバサポートを再び機能させるには、exteNd Directorを再起動する必要があります。(PPR 30320)
- EJBセッションBean Webサービスの生成 - EJBセッションBeanのWebサービスを生成するには、最初に、ホームまたはリモートインタフェースをWebサービスウィザードに提供する必要があります。 現在のところ、SessionBeanオブジェクトから作業を始めことはできません。(PPR 26241)
- EJBクライアントアーキテクチャを使ったEJBのクラスパス - スタンドアロンのEJBプロジェクトをEJBクライアントアーキテクチャを使用して作成する前に、EJB実装JARプロジェクトのクラスパスにEJBクライアントJARプロジェクト(SPF)ファイルを追加する必要があります。 [プロジェクト設定]ダイアログボックスの[クラスパス/従属関係]タブを使用します。 プロジェクトウィザードを使用してEJBクライアントJARプロジェクトを生成した場合、これは自動的に実行されます。
- コンパイルしてはいけないJavaファイル - Javaソースファイルをプロジェクトに追加する場合、現在のところ、特定のファイルに、コンパイルしてはいけないファイルとしてフラグを設定する方法はありません。 回避策として、ファイル拡張子を変更できます(たとえば、MyClass.java.txtなど)。
- サーバプロファイル名とプロパティ - サーバプロファイルを作成するときは、プロファイル名がサーバ名やデータベース名と同じにならないようにしてください。 同じ名前が付いていると、要求時にプロファイル情報が正しく表示されない場合があります。(PPR 33997)
コンテンツ管理と検索に関する問題
- MBCSがインストールパスにある場合はAutonomy設定を調節する - インストールパスでMBCS (マルチバイト文字セット)が使用されている場合、設定ファイルのAutonomyパスのプロパティが、exteNdインストールプログラムによって間違ったパスに編集されます。 この設定ファイルは、(UTF8エンコーディングで保存するためにも) exteNd DirectorのXMLエディタを使って編集する必要があります。
exteNd_dir\Director\templates\Director\library\ConfigService\ComposerService-conf\config.xmlこのセクションのパスが有効であることを確認してください(インストールによって正しくない文字が入力されている場合があります)。
<!-- このパスはAutonomyのOmniSlave技術のインストール先ディレクトリを指しています。 --> - <property> <key>com.sssw.cm.fetch.binary.filters.dir</key> - <value> C:\Program Files\Novell\exteNd5\Director\autonomy\OmniSlaves </value> </property>プロジェクトが(インストールによって作成されたExpress Portalプロジェクトを含む)がすでに作成されている場合は、各プロジェクトのファイルを修正する必要があります。
exteNd_dir\Projects\Express\library\ConfigService\ContentMgmtService-conf\config.xml(PPR 46676)
- ドキュメントタイプがAPIレベルでのデフォルトカテゴリをサポートしていない - 現在、PMCではドキュメントタイプのデフォルトカテゴリを指定できます。 ただし、この機能はAPIでは提供されていません。 現在、ドキュメントタイプは拡張メタフィールド(カスタムフィールド)を分類する目的のみで使われています。(PPR 45798)
- ドキュメントタイプがAPIレベルでのデフォルトフォルダをサポートしていない - 現在、PMCではドキュメントタイプのデフォルトフォルダを指定できます。 ただし、この機能はAPIでは提供されていません。 現在、ドキュメントタイプは拡張メタフィールド(カスタムフィールド)を分類する目的のみで使われています。(PPR 45797)
- OpenOffice MIMEタイプがサポートされていない - OpenOffice MIMEタイプはサポートされていないため、OpenOfficeドキュメントはコンテンツ管理システムに追加できません。(PPR 45448)
- EbiDocContent.getDataAsStreamは、バイトアレイではなくストリームで動作する必要がある - EbiDocContent.getDataAsStreamメソッドはバイトアレイではなくストリームで動作するよう変更する必要があります。 これにより、メモリを大量に消費することなく、大容量のドキュメントを持つコンテンツをクライアントにストリームできます。 現在の動作では、コンテンツ管理システムに大容量のドキュメント(たとえば高解像度の画像など)を保存するのは困難です。(PPR 39493)
- リンクのチャイルドが失敗する - cmgr.CopyFolderおよびcmgr.MoveFolderはドキュメントにリンクのチャイルドがあると機能しなくなります。(PPR 28279)
- 拡張文字を含んだWebフォルダからWebDAVに接続できない - WindowsのWebフォルダに、拡張文字(MBCSやフランス語のアクセント記号など)を使用したドキュメントが含まれている場合、そのフォルダをexteNd Director WebDAV サーバに接続することはできません。(PPR 33640)
- Macromedia UltraDevを使用したWebDAVへのアクセス - サポートされているサーバ上にあるWebDAVにMacromedia UltraDev 4からアクセスするには、UltraDevバージョン4.01を使う必要があります。一般に、Dreamweaverを使用している場合は、UltraDev 4.01を使う必要があります。
- Windows 2000上のWebフォルダからWebDAVを使用 - WebDAV機能をWindows 2000のWebフォルダと共に使用する場合は、サーバが稼動しているコンピュータにWindows Office 2000 SR-1a Service Packをインストールする必要があります。
- 既存の要素を上書きすると、コンテンツインポータがCM要素を削除しようとする - CMリポジトリ内のすべての既存要素を上書きするよう設定すると、データインポート記述子(contentmgmt_did.xml)をコンテンツインポータは新しい要素をインポートする前に既存の要素を削除しようとします。CMリポジトリにレイアウトスタイルまたはレイアウトスタイルに関連するドキュメントタイプが含まれている場合は、インポート中に例外が発生することがあります。(PPR 35542)
解決方法には次の2つがあります。
- レイアウトスタイルまたはドキュメントタイプを上書きしないようにデータインポート記述子(DID)を設定します。
- レイアウトスタイルとドキュメントタイプに上書きが有効なコンテンツをインポートする前に、CMS管理コンソールでレイアウトスタイルに関連するレイアウトスタイル記述子を削除します。
ポートレット関連の問題
- IE MS04-004パッチがショートカット、IFrame、Netmail、Exchange、およびNotesポートレットに影響する - MicrosoftセキュリティパッチMS04-004 Internet Explorer用累積セキュリティアップデートは、ショートカット、IFrame、Netmail、Exchange、およびNotesポートレットで使用されている基本認証機能を無効にします。 このパッチは、
http://username:password@server
という形式のURLを拒否します。このパッチのアンインストール方法についての詳細は、http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;834489を参照してください。 接続先のサーバで提供可能であれば、より安全なオプションはフォームベースの認証を実装することです。 詳細については、各ポートレットの初期設定についての説明とTID 10093277を参照してください。(PPR 46700)
- ネットワークファイルポートレット初期設定でのマクロの使用 - 場合によっては、エンドユーザが自動的に自身のホームディレクトリへ移動できるように、ネットワークファイルポートレットのInitialDestination初期設定でマクロを使用する必要があります。 これはNetWare環境でeDirectoryおよびLDAPを使用している場合に該当します。
- NJCLプロバイダを使い、InitialDestination初期設定で
//servername/volumename/HOME/
という書式を使用している場合は、${User/attr/uid}
という式を次の例のように追加します。//servername/SYS/HOME/${User/attr/uid}- これと同じように、CIFSプロバイダを使いNterprise Service for LINUX (NSL)へアクセスする場合は、ユーザの共有名を提供するために、
${User/attr/uid}
という式を使用する必要があります。たとえば次のように使います。//servername/SYS/HOME/${User/attr/uid}プロジェクトの展開後にこの方法を実行するには、次のようにします。
- Directorデザイナでプロジェクトを開き、[プロジェクト] > [Director]> [設定]の順に選択して[Directorプロジェクト設定]ダイアログボックスを開きます。
- [ユーザ]タブをクリックします。
- [データストア]セクションで、[ディレクトリLDAPレルム]が選択されていることを確認します。
- [JNDIオプション]セクションで、
uid
を[ユーザ属性を含む]式に追加します。- [OK]をクリックします。
- プロジェクトを再展開します。
SQLデータベースに対して認証するときは、必要なマクロ式が異なる場合があるので注意してください。
(PPR 45936)
- メッセージポートレット初期設定フィールドはテキスト領域にする必要がある - メッセージポートレットの初期設定エディタでは、メッセージを入力するためのメッセージ初期設定フィールドに表示されるスペースは1行のみです。 そのため、入力されている内容を確認して適切な編集を行い難くなっています。(PPR 43825)
- JavaScriptでは特殊な文字が含まれるメッセージはエンコードが必要 - JavaScriptで使用されるポートレットメッセージはエンコードする必要があります。 一部のシステムポートレットでは、特殊な文字がエスケープされないためにJavaScriptが機能しなくなります。
(PPR 43786)
- PIDポートレットの削除 - PIDポートレットは、今回のリリースのexteNd Directorから削除されています。(PPR 46434および46454)
- GroupWise MailおよびMail-Calendarのログインが最新の状態にならない - GroupWise MailおよびGroupWise Mail-Calendarポートレットでは、ExpressPortalがNetWareに展開されGroupWise v6.5がLinuxにインストールされている場合、認証の問題が発生することがあります。 Mailツールを使用しているときに、[新規メッセージ]リンクや[GroupWise WebAccess]リンクをクリックするか既存のメッセージを開くと、Novell GroupWise WebAccess認証ウィンドウが表示され、「ログインが古くなっています。再ログインしてください。」というエラーメッセージが表示されます。 この問題は、GroupWiseがNetWareバックエンドにインストールされている場合には発生しません。(PPR 46487および46443)
- MSパッチ警告を含めるように一部のポートレットで初期設定記述子を更新する必要がある - IFrame、ショートカット、NIMS、Exchange、およびNotesポートレットでは、Microsoftのセキュリティパッチと、基本認証機能を提供するための平文認証構文に対するパッチの影響を警告する必要があります。(PPR 44551)
- LoginPortletのLogoffアクションはURLのクエリ文字列としてハードコードされている - LoginPortletでは、LogoffアクションはURLのクエリ文字列としてハードコードされています。 セキュリティ例外(認証されていないユーザによる特定ページへのアクセスなど)が起こった場合、集約エンジンがログインしたユーザをエラーページへ移動させ、セキュリティメッセージとログアウト用のリンクを表示します(これによりユーザが正しい資格情報で再ログインし、該当するページにアクセスできるようになります)。 ただし、このログアウトリンクを作成するためには、エンジンはURLへのクエリ文字列として次のクエリパラメータを渡す必要があります。
?login_action=logoffこれはインストールされたLoginPortletを使用する場合は問題なく動作しますが、開発者が自身でログインまたはログアウトポートレットを記述する場合は問題になることがあります。
(PPR 42190)
ページフロー関連の問題
- Composerページフローウィザードではヌルの入力ドキュメントまたは出力ドキュメントはサポートされていない - Composerページフローウィザードは、ヌルの入力ドキュメントまたは出力ドキュメントが含まれるComposerサービスをサポートしません。 ウィザードは、入力および出力ドキュメントの両方が定義されたComposerサービスを利用する場合に最適に動作しますが、出力ドキュメントのみ定義され入力がないComposerサービスもサポートします。 その他すべての場合は、サービスがサポートされていないことを示すダイアログボックスが表示されます。
ウィザードでは、サポートされるサービスのタイプに制限が課されますが、Composerアクティビティにはこのような制限がありません。 Composerアクティビティは、入力と出力があるComposerサービス、入力はなく出力があるComposerサービス、出力はなく入力があるComposerサービス、または入力と出力の両方を持たないComposerサービスのいずれも動作します。 唯一の注意点は、ページフローは手動で作成する必要があり、場合によってはComposerアクティビティの入力および出力フィールドを空欄にする必要があることです。 注意すべきもう1つの点は、Composerアクティビティは現在、複数の入力または複数の出力を同時にはサポートしていないということです。(PPR 40905)
- ページにフォームがあると、ブラウザを更新してもリクエストが送信されない - ポータルページにXForms Webフォームの付いたページフローがあると、ブラウザの[更新]ボタンをクリックしても、送信されるべきHTTPリクエストがポータルに送信されません。 これは、フォームの付いたページフローにおけるすべての状況変化は、XForms送信によって扱われるためです。 XForms送信は、通常のブラウザ送信を使わず、その代わりにxmlhttpオブジェクトを使用します。 ブラウザでは、送信によってページが変更されたことを認識できないため、[更新]ボタンがクリックされてもフォームデータは再送信されません。 このような技術的な壁があるため、現在のところ、サーバからページをリクエストするようにブラウザに指示することは不可能です。(PPR 46167)
- XFormsアクションを含む(Apache Tomcat 4.1で展開された)ページフローアプリケーションは、メインのポータルWARに含まれる必要がある - XFormsアクションを含んだページフローアプリケーションをApache Tomcat 4.1に展開している場合は、これらのアプリケーションはポートレットアプリケーションWARにパッケージできません。(PPR 46510)
MySQL関連の問題
- 一部の特殊な文字がMySQLデータベースで機能しない - Unicode文字が含まれる文字列に一致するWHERE句が使用されている一部のSELECTステートメントでは、正しい行を返すことができません。 たとえば、次のステートメントは正しい行を返しません。
SELECT * FROM cmcategories WHERE categoryname = 'Special \u016b'この問題の原因は、提供されているMySQLのバージョンにutf8サポートが含まれていないことです。(PPR 37329)
ローカリゼーション関連の問題
- テキストのローカライズに関する問題が多数存在する - たとえば、一部のページは完全にローカライズされていません。 一部の問題は特に日本語および中国語ロケールに関連しています。 (PPRs 45620, 46517, 46439, 46437, 46370, 46357, 46216, 46065, 45878, 43885, 35079)
API関連の問題
- インタフェースの拡張チェーンは完全に拡張されない - exteNd Director開発環境で使用されるSun NetBeansには制限があるため、インタフェースの拡張チェーンは完全に拡張されません。結果として、コードの完成を使用すると、有効なAPI呼び出しが使用可能として表示されないことがあります。 有効なAPI呼び出しの完全なセットについては、exteNd Director API参照を参照してください。
- EJBラッパーがサポートされていない - exteNd DirectorマネージャAPIにはEJBラッパーが含まれます。 ただし、Novellでは、このバージョンではEJBラッパーの使用を正式にはサポートしていません。
管理関連の問題
- PMCアプリケーションの保護 - PMCアプリケーションをロックする場合は、TID 10087460を参照してください。
- LinuxおよびNetWareにおける無害なSilverCacheCoordinatorエラー - LinuxまたはNetWareでSilverCacheCoordinatorを起動すると、次のようなエラーメッセージがいくつか表示されることがあります。
exteNd Director FAILURE: Failed to load services for subsystem 'ComposerService'. Reason: SAX Error parsing config document:Relative URI "framework-services_3_0.dtd"; can not be resolved without a base URI. Please check document for validity!. This subsystem will not function properly.これらのメッセージは無視してかまいません。(PPR 46512)
- SilverCacheCoordinator.ncfでのクラスパスの変更 - NetWareでは、SilverCacheCoordinator.ncfで指定されたクラスパスには、デフォルトのexteNd Directorインストール先に基づいた絶対パスが含まれています。 exteNd Directorをデフォルトとは別の場所にインストールする場合は、SilverCacheCoordinator.ncfをインストール先の絶対パスに合わせて変更する必要があります。 これは、ShutdownCacheCoordinator.ncfにも適用されます。(PPR 46452)
- Mozillaを使用すると「Admin」があらかじめ入力される場合にDACでユーザを追加する - これはMozillaブラウザの問題です。 ブラウザで、[編集]>[初期設定]>[プライバシー]の順に選択して[セキュリティ]>[パスワード]>[保存済みパスワードの管理]と進み、管理者のユーザ名を削除します。 次回DACにログインするときに、管理者のユーザ名とパスワードを入力しないようにします。[ユーザの追加]ダイアログボックスの[ユーザID]テキストボックスに管理者ユーザ名が表示されなくなります。
- 再展開後またはセキュリティレルム変更後にLocksmithユーザが更新されない - 次の状況下では、Locksmithユーザは更新されません。
- exteNd Directorプロジェクトのセキュリティレルムを変更し、新しいレルムではlocksmithが異なる場合。
- Locksmithユーザを変更してアプリケーションを再展開した場合。
結果として、Director管理コンソール(DAC)にログインできなくなります。 解決方法は次のとおりです。
- exteNd Directorアーカイブ(EARまたはWAR)を展開解除します。
- データベース内のすべてのexteNd Directorテーブルを削除します。
- プロジェクトのLocksmithユーザ名の綴りが正しいことを確認します。
- exteNd Directorアーカイブを展開します。
新しいLocksmithユーザIDでデータベースにテーブルが再び作成されます。ただし、テーブルが再生成されると、パーソナライズ設定は失われます。(PPR 46095)
- Locksmithユーザとグループを削除する場合には注意が必要 - Directoryサブシステムでは、exteNd DirectorのLocksmithユーザとグループを削除できます。ただし、Locksmithを削除する場合は注意する必要があります。必ず、Locksmithユーザを少なくとも1人は残してください。Locksmithユーザをすべて削除した場合、すべてのユーザに対してセキュリティがオープンになります。
ディレクトリサービスからLocksmithユーザを削除する必要がある場合は、セキュリティサービスで定義されたLocksmith ACLリストから最初にそのユーザを削除します。 Locosmithユーザを削除するには、次の手順に従います。
- DACを開きます。
- 上部の[Security Management]アイコンをクリックします。[locksmithElementType]を選択し、ユーザをリストから削除します。
- 上部の[Directory Management]アイコンをクリックし、レルムからユーザを削除します。
重要: Locksmith ACLリストに少なくともユーザが1人残っていることを確認します。Locksmithユーザをすべて削除した場合、すべてのユーザに対してセキュリティがオープンになります。
インストール関連の問題
- Cache Coordinatorではインストールディレクトリ名にスペースを使用できない - Windows上でexteNd Director Cache Coordinator(一般に運用環境のみで使用されます)を使用する場合、exteNd Suiteはスペースのない名前のディレクトリにインストールする必要があります。 exteNd 5のインストールでは、デフォルトで[Program Files]がインストール先のルートとして選択されます。 Cache Coordinatorを使用する場合は、インストール時にこのデフォルトのインストール先を変更する必要があります。
- JRE 1.3が動作しているアプリケーションサーバのJREにSunのJCEをインストールする必要がある - 4つのJarファイル(http://java.sun.com/products/jce/index-122.htmlでダウンロードできます)をアプリケーションサーバのJREのjre/lib/extディレクトリにコピーするだけで済みます。 これは、アプリケーションサーバでJRE 1.3 (たとえばexteNd 4.0やWebLogic 6.1など)が実行されている場合にのみ行う必要があります。 コピーが済んでいないと、ポートレット初期設定の暗号化がランタイム時に無効になります。
プラットフォーム関連の問題
- TomcatはXSL変換をサポートするように特定の方法で起動する必要がある - この問題を回避するには、コマンドラインからバッチファイルC:\Tomcat4.1\bin\startup.batを使用してTomcatを起動します。
- Tomcat使用する場合は、ポートレットアプリケーションWARを展開する前にポータルWARを展開する必要がある - これはTomcatにのみ関連する問題です。 データベースを消去する必要がある場合は、ポートレットアプリケーションとポータルWARの両方を展開解除し、正しい順序で再展開する必要があります。
- CMS管理コンソールにアクセスするとTomcatサーバでスタックトレースが発生する - exteNd DirectorがTomcatに展開されるている場合、セッション中にユーザがCMS管理コンソールにアクセスすると、起動時とシャットダウン時にスタックトレースが発行されます。 これはTomcatに関する問題で、Apacheがサーバのシャットダウン間でセッション情報を持続させようとして起こります。 次をserver.xmlに追加してセッションが持続しないようにできます。
<Manager className="org.apache.catalina.session.StandardManager" algorithm="MD5" checkInterval="60" debug="0" duplicates="0" expiredSessions="1" maxActive="1" maxActiveSessions="-1" maxInactiveInterval="300" pathname="" randomClass="java.security.SecureRandom" rejectedSessions="0" sessionCounter="5"> </Manager>
- Oracle Thin ドライバではXAを無効にする必要がある - Oracle Thin ドライバは、このドライバを使用して接続プールを追加するときにXAフラグを選択解除すれば、正常に動作します。(PPR 40681)
- Oracle OCIドライバではXAを有効にする必要がある - Oracle OCIドライバは、このドライバを使用して接続プールを追加するときにXAフラグを選択しておけば、正常に動作します。
- ポータルにアクセスすると、NetWareのX-Windows GUIが開く - Express Portal URL (http://hostname:83/ExpressPortal/portal)にアクセスすると、X-Windows GUIがロードがすでにロードされていない場合はNetWareサーバによってロードされます。 ロードされている場合、NetWareサーバはコンソール画面をX-Windows GUIへ切り替えます。 これを防ぐには、
silverserver +Djava.awt.headless=true
(「+」記号によってJVMがJavaオプションを実行するようにします)を使用してApplication Serverを再起動します。 このパラメータにより問題が解決します。
バージョン5.2では多くの問題が修正されました。 次の表には、よくある問題が記載されています。
番号
説明
45511 管理 - DACディレクトリ管理 - 選択したユーザとは異なるユーザ情報が表示される 45188 管理 - DACディレクトリ管理 - LDAPを使用するとディレクトリ管理でのフィルタが混乱する 44904 管理 - ログインポートレット - 新規ユーザ属性がLDAPレルムと共に保存されない 44823 管理 - DACワークフロー管理 - ユーザキューから削除されないプロセスを一時停止 44849 管理 - DAC管理ツール - ページフローが必要なデータベーステーブルの作成 45756 API - EboStringMisc.replaceString()で呼び出されるStringBuffer.indexOf(String)メソッドはJDK 1.4のメソッドを使用 43838 API - EboSqlHelperは、JDK 1.4固有のメソッドを使用 45513 API - EboCookieUtil.getCookieFromBrowserが有効なクッキーを検出しない 45233 API - TheadPoolマネージャサービスを停止または破棄すると問題が起こる 44195 API - 英語以外の言語はカスタム初期設定エディタで使用できない 44326 API - ダブルチェックイディオムの残りの使用箇所 42745 API - コンポーネント固有の推奨されないパブリックAPI 41228 CMおよび検索 - 複数のユーザがドキュメントを作成および発行すると、無効なパラメータバインド例外が発生する 44080 CMおよび検索 - 5.0 NovellサーバとASA8/JConnectを使用するとドキュメントを発行する際に例外が発生する 46345 CMおよび検索 - Microsoft Publisherドキュメントが扱えない 45042 CMおよび検索 - コンテンツを表示する際に内部サーバエラーが発生する 37142 CMおよび検索 - MySQL - フォルダのコピーまたはドキュメントの追加によりデータベースのCPU消費量が急増する 43178 CMおよび検索 - タクソノミおよびカテゴリツリーの検索におけるパフォーマンスの悪化 45528 CMおよび検索 - カテゴリ削除時に例外が発生する 44316 CMおよび検索 - フォルダにファイルがある場合はCMフォルダを削除しない 36947 CMおよび検索 - 有効期限を過ぎてもドキュメントを発行できる 37043 CMおよび検索 - ペアレントが削除されるとsetUnlinkChilderen()で例外がスローされる 45882 CMおよび検索 - CMパフォーマンスドキュメント階層の動作(getChildren) 45446 開発環境 - 展開用にsharedlib jarsを使うようプロジェクトを設定 - sharedlib jarsをコピー時に、ConfigService jarがコピーされない 46100 開発環境 - ページフローアクティビティウィザード - [ログコード]チェックボックスをオンにしても何も実行されない 45363 開発環境 - [プロジェクト]>[設定]>[ユーザ]タブで、[Directory LDAP Realm]が選択されると、[ユーザ]タブからフォーカスが外れる。[ユーザ]タブへ戻ると、[LDAP JNDI]オプションフィールドが編集可能でも、[Directorデータソース]ラジオボタンが選択された状態で表示されます。 45335 開発環境 - portlet.xmlエディタが開くのが遅い 45252 開発環境 - ポートレットWebサービスを作成した後に別のサービスを作成しようとすると、「選択したディレクトリにはすでにファイルが存在します。一部のファイルは上書きされる可能性があります。 続行しますか? 」というメッセージが表示される場合がある。 これはウィザードの最初に表示されます。 このメッセージは、どのディレクトリが選択されたかを示しません。 44934 開発環境 - ポータルウィザードが無効な名前のパッケージ名を認証しない 44905 開発環境 - 多くのエディタでは一度に複数のファイルを作成できない 45294 開発環境 - ポートレットアプリケーションウィザードによって展開記述子に重複したエントリが追加される 45522 開発環境 - EARの展開解除によって、SilverMaster AgResourcesテーブルのエントリがクリーンアップされない 46083 開発環境 - EARプロジェクトに使うポートレットアプリケーションを作成すると、クラスパスが間違っていることがある。 プロジェクトの保存場所を指定するようウィザードによってメッセージが表示されます。プロジェクトをEARの外に保存する場合、新しいポートレットアプリケーションWARのリソースセットのクラスパスには...\library\XX.jarへの参照が含まれています。..\libraryという部分は、ポートレットWARプロジェクトがEARプロジェクトディレクトリの下層にある場合にのみ有効であるため、これは有効ではありません。 35962 インストール - ディレクトリのインストール後、設定ファイルにハードコードされたパスが記入される 45035 各国対応 - カスタムローカリゼーション設定のサポート: ログインページ、パーソナライザ、およびポートレットのロケール選択 46427 各国対応 - ようこそポートレットメッセージが英語で表示される 44019 各国対応 - Weatherポートレットは完全にローカライズされていない(初期設定) 43684 各国対応 - 特定のポートレットヘルプファイルにアクセスできない 43160 各国対応 - MBCS: Navigationポートレットでチャイルドページ名が正しい文字で表示されない 43889 各国対応 - ポータル管理から戻った後に、ユーザページ(MBCSを含む名前)を表示できない 44104 各国対応 - MBCS: (レイアウトマネージャからの)レイアウトの表示名が間違っている 43317 各国対応 - DACから(デフォルトでない)特定のロケールの表示名を編集できない 44140 各国対応 - マルチバイト文字のレイアウトが一部のポートレットで正しくない 38284 MySQL - 複数のサブクエリを含むクエリの実行によりCPU消費量が急増する 44406 MySQL - 新規のデータベースページフローまたはエンティティBeanを既存のテーブルから作成すると、どのテーブルも表示されない 45746 MySQL - レルムがextendserver/ldapsecurityのときに検索文字列でユーザを検索できない 41116 ページフロー - 2つのページフローが1つのページ内にあり、両方ともWebサービスである場合、例外が発生する 41781 ページフロー - 式のついたリンクを実行しようとするとヌルポインタ例外が発生する 42376 ページフロー - 最初に、デフォルトの共有ページでページフローが機能しない 43014 ページフロー - JSPアクティビティが「NullPointerException on Tomcat - engine unavailable」という例外をスローする 43444 ページフロー - 例外処理で正しい例外発生元が表示されない 43584 ページフロー - CDATAセクションのある入力ドキュメントを含むXFormsが表示されない 43737 ページフロー - XForms: upload要素でclassnotfound例外が発生する 44221 ページフロー - プロパティ付きのStartProcessメソッドが機能しない 44927 ページフロー - セッションがタイムアウトするとデータベースページフローでヌルが表示される 44265 ポートレット - Groupwise MailCalenderポートレットで、サブページやmsgsのURLが正しく生成されない 45569 ポートレット - Network Fileポートレット - ポータルがSolarisで実行される場合の名前付けの問題 42692 ポートレット - Surveyに、1ユーザにつき1回答のオプションが必要 42729 ポートレット - ページにHTMLポートレットを追加するとポートレットタイトルに何のテキストも表示されない 43499 ポートレット - 匿名で動作しているとWeatherポートレットが例外をスローする 43696 ポートレット - RSSNewsポートレットは拡張子のないニュースフィードをサポートしない 43276 ポートレット - iFrameのエラーにより、企業のデフォルトページに戻れなくなる 44978 ポートレット - Notesポートレット - ユーザ名、パスワード、およびmaildbは初期設定に必要ない 44501 ポートレット - [コンテンツ初期設定]を開くと、常にSurveyポートレットの質問が繰り返される 43387 ポートレット - HTMLポートレットの初期設定が変更できない 43596 ポートレット - 複雑な初期設定ユーティリティ - ロケールの選択 43359 ワークフロー - クラスタ内での動作: プロセスを開始しても、クラスタ内のほかのマシンがキューを検知しない
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