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SUSE、「SUSE OpenStack Cloud 5」を発表、シンプルなプライベートクラウド管理が可能に

SUSE OpenStack Cloud(旧SUSE Cloud)がOpenStackの利用を支援

Nuremberg, Germany | 3月 19, 2015

※本リリースは3月11日にドイツ・ニュルンベルクで発表されたプレスリリースの抄訳版です。

SUSEは本日、エンタープライズ向けIaaS(Infrastructure-as-a-Service)プライベートクラウドソリューションの最新版、「SUSE OpenStack Cloud 5」の提供開始を発表しました。

SUSE OpenStack Cloud 5(旧SUSE Cloud)は、最新版のOpenStack(Juno)をベースとしており、ネットワーキングの柔軟性と運用効率を高めることで、プライベートクラウドのシンプルなインフラ管理を実現します。また「サービス形態(as-a-service)」の各種機能により、開発部門やビッグデータ分析部門は、データセンターソリューションの新製品であるSUSE Enterprise StorageSUSE Linux Enterprise Server 12と連携しつつ、短期間でビジネスソリューションを提供できます。

米ガートナー社のバイスプレジデントで著名アナリストのドナ・スコット(Donna Scott)氏と同社のリサーチディレクターのアルン・チャンドラセラカン(Arun Chandrasekaran)氏によると、成熟化とエコシステムのサポート拡大に伴い、OpenStackのエンタープライズ環境への導入規模は拡大すると予想されており、現在の本番導入件数が数百件程度なのに対し、2019年には10倍に上昇すると推定されています(注1)。

SUSE OpenStack Cloud 5は、エンタープライズ顧客に以下のメリットをもたらします。

■ネットワーキングの柔軟性強化:
SUSE OpenStack Cloud 5では、新たなネットワーキング機能とサードパーティのOpenStackネットワーキング・プラグインのサポートが加わっています。特に、分散仮想ルーティングの実装に対応しており、個々のコンピュートノードは、ルーティングのタスクを個別もしくは、クラスタとしても、処理することが可能です。SUSE OpenStack Cloudのインストールに際し、分散仮想ルーティングの構成を行うことで、コンピュートノードの追加に応じてネットワークを自動的に拡張できるほか、中央ルーターを通じたトラフィックが削減し、SPOF(単一障害点)の発生も抑えられることで、拡張性、パフォーマンス、可用性が向上します。

■運用効率の向上:
SUSE OpenStack Cloudはインストールフレームワークが強化されており、プライベートクラウド外で実行中の既存のサーバをクラウド環境へとシームレスに組み込むことができます。さらに、SUSE OpenStack Cloud 5は、ログの収集・検索を集中管理するため、クラウド管理者はクラウド業務を一元的に把握でき、問題の解決速度も向上します。

■SUSE Enterprise Storage、SUSE Linux Enterprise Server 12との連携:
SUSE OpenStack Cloud 5は、クラウド内のコンピュートノードとしてSUSE Linux Enterprise Server 12をサポートしており、お客様はKVMとXenの最新版を利用できます。SUSE Linux Enterprise Server 12のノードは、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3のノードとも共存可能です。SUSE OpenStack Cloud 5は、最近発表されたCephベースのSUSE Enterprise Storageとも連携します。これにより、SUSE OpenStack Cloud内でオブジェクト、ブロック、イメージを保存可能な強力なプラットフォームが得られるだけでなく、これまでのSUSE OpenStack Cloudで利用できた、Cephコンポーネントのインストール時の手軽さはこれまでと変わりません。

■シンプルなサービス導入:
大半のワークロードでは追加サービスが必要となるため、「サービス形態」モデルを標準化することで、こうしたサービスをユーザ側で管理・構成する必要がなくなり、インストール作業をよりシンプル・迅速に行えます。サービス導入をシンプルにすることにより、開発作業やビッグデータに合わせた形で、プライベートクラウドをたやすく導入できます。

SUSE OpenStack Cloud 5には、データ処理プロジェクト「Sahara」も搭載されており、OpenStack上でのHadoopやSparkなど、データ集約型アプリケーション・クラスタのプロビジョニングも簡単に行えます。SUSEとMapR社はこれまで、MapR Saharaプラグインを使用したSUSE OpenStack Cloud環境で動作するMapR Enterpriseのサポート提供で協業してきました。

MapR Technologies社の製品管理担当バイスプレジデントのトーマー・シラン(Tomer Shiran)氏は、次のように述べています。「OpenStackのエンタープライズ環境への導入は、成熟化と拡大が進んでおり、Hadoopデータサービス向けに空き容量を活用したいとお考えのユーザが増えています。SUSE OpenStack Cloud 5とHadoopを含むMapRディストリビューションがSaharaをサポートすることで、ユーザは、開発や試験を頻繁に行う使用事例でも、わずか数分以内に動的なHadoopクラスタのプロビジョニングが可能です。これは、MapRとSUSEのエンタープライズ・サポートによって完全にバックアップされます。」

NetApp社のグローバル&戦略アライアンス担当バイスプレジデントのマリア・オルソン(Maria Olson)氏は、次のように述べています。「SUSEとNetAppは、エンタープライズクラスのストレージ機能とデータ管理機能を備え、パフォーマンス、効率性、拡張性に優れたクラウドサービスを実現する、OpenStackベースのプライベートクラウドとパブリッククラウドの構築に向けて協力しています。OpenStack Foundationの設立メンバーであり、ゴールドレベルのスポンサーでもあるNetAppは、上流工程でのOpenStackコミュニティへの貢献で豊富な実績を誇り、Cinderの導入環境向けの商用ストレージ・オプションとしてもっとも広く利用されています。」

Midokura社のビジネス担当バイスプレジデントのアダム・ジョンソン(Adam Johnson)氏は、次のように述べています。「当社のMidoNetネットワーク仮想化技術は、Open vSwitchを置き換えつつ、Neutronフレームワークに優れたパフォーマンスと安定性をもたらすことで、OpenStack Neutronを強化します。昨年のオープンソース化以降、MidoNetは急速に普及しています。これを受け、OpenStackの実装に際してお客様が選択されたディストリビューション上でMidoNetを実行できるよう、Midokuraは現在、SUSE OpenStack CloudなどのOpenStackディストリビューションのサポートに尽力しています。」

SUSEの社長兼ゼネラル・マネージャーのニルス・ブラウクマン(Nils Brauckmann)は、次のように述べています。「OpenStackのエンタープライズ環境への導入拡大を推し進めるにあたり、SUSE OpenStack Cloudは、お客様がプライベートクラウドのメリットを実現しやすい環境を整え、お客様のコストと時間の節約を可能にすることで、お客様自身の顧客とビジネスへのより効果的な対応を実現しています。自動化機能とHA(高可用性)機能は、エンタープライズ向けデータセンターのシンプル化と効率化をもたらします。」

SUSE OpenStack Cloudについての詳細は、www.suse.com/cloudをご覧ください。SUSE OpenStack Cloud 5の価格に関する詳細は、www.suse.com/products/suse-cloud/how-to-buyをご覧ください。

(注1) Gartner How to Succeed in Your OpenStack Deployment、 Donna Scott、 Arun Chandrasekaran著、 2015年2月20日

 

SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細についてはwww.suse.com/ja-jp をご覧ください。

◇ノベルおよびネットアイキューについて
ノベル株式会社とネットアイキュー株式会社は、Micro Focus Internationalの日本法人です。Micro Focus Internationalは、Attachmate、Borland、Micro Focus、NetIQ、ノベル、SUSE、の6事業部を統括しています。

詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
Novell, Inc. http://www.novell.com/ ノベル株式会社 http://www.novell.com/ja-jp
NetIQ Corporation http://www.netiq.com/ ネットアイキュー株式会社 http://www.netiq.com/ja-jp


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