SUSE、SAP HANA®において業界初のHA機能を実現
ノベル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 河合 哲也、以下ノベル)は本日、SAP HANA使用時の推奨・対応OSであるSUSE Linux Enterprise Server for SAP® Applicationsにより、同社のHA(高可用性)機能がSAP HANA®プラットフォームの導入環境に対応したことを発表しました。SUSEが、業界の先駆けとして、オープンソースのHA機能のSAP HANA対応を実現したことで、顧客企業は、SUSEの既存インフラを使用し、SAP HANAベースのHAソリューションを開発する際に、コストを削減することが可能です。
SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsには、最も包括的なオープンソースのクラスタリングソリューションである、SUSE Linux Enterprise High Availability Extensionの各種コンポーネントが採用されています。SUSE Linux Enterprise High Availability Extensionは、世界中のデータセンターで優れた実績があり、x86サーバ上で稼働するミッションクリティカルなワークロードの保護を支援しています。
顧客は、新たなリソースエージェントなど、SUSE Linux Enterprise for SAP ApplicationsのHAコンポーネントを使用することで、SAP HANAのシステムレプリケーションを自動化し、SAP HANAのメモリプリロード機能などで、データベースの可用性を最適化できます。
Forrester Research社のセキュリティ&リスク担当バイスプレジデント兼リサーチディレクターのステファニー・バローラス(Stephanie Balaouras)氏は、以下のように指摘しています。「常時接続・常時稼働の企業が目指しているのは、100%のサービス可用性です。(中略)一定のダウンタイムは避けられないため、企業にとっては、ダウンタイム対応を重視する姿勢から、事前計画や良好なプロセス、予防活動を重視するものへとシフトすることが重要です。企業は顧客が最も必要としている時に、サービスの可用性を維持できるよう、奮闘しています。」(「Building The Always-On, Always-Available Enterprise(常時接続・常時稼働の企業の構築)」、Forrester Research社、2014年6月)
富士通の製品管理・開発担当シニアバイスプレジデントのイェンス=ペーター・セイック(Jens-Peter Seick)氏は、次のように述べています。「Fujitsu Power Appliance for SAP HANAは、高パフォーマンス、容易な管理、高可用性、究極の拡張性に対応しています。富士通とSUSEのお客様は、SAP HANA環境でSUSEのHA機能を活用することで、SAP HANAのシステムレプリケーションを自社のHAソリューションに組み込んで、ビジネスクリティカルなSAPベースのシステムとデータベースを取り扱うことが可能です。」
SUSEのグローバルアライアンス&マーケティング担当バイスプレジデントのマイケル・ミラー(Michael Miller)は、次のように述べています。「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsをご利用中のお客様は今後、内蔵のSUSE HA機能を使用することで、SAP HANAベースのHAシステムを簡単に導入できます。高可用性が絶対的な要件となる、ミッションクリティカルな大規模環境でSAP HANAを使用する場合、既存のお客様も新規のお客様も、SUSE HAの卓越した機能のメリットを直ちにご実感いただけるはずです。」
今後は、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsのサブスクリプションを保有することで、これらのHA機能も追加費用なしで提供されます。価格についての詳細は、https://www.suse.com/ja-jp/products/sles-for-sap/how-to-buy/ をご覧ください。
SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsについての詳細は、www.suse.com/products/sles-for-sapをご覧ください。また、「SAP Forum Tokyo (於:東京、開催日:7月11日) 」のG-5セッション、「SAP HANAとLinuxがもたらす価値とは?」においてもご紹介いたしますので、是非ご来場ください。
SUSEについて
SUSEは、オープンソースソフトウェアのパイオニア企業であり、信頼性と相互運用性に優れたLinuxおよびクラウドインフラソリューションを提供することで、企業のコントロール能力と柔軟性を高めています。その卓越したエンジニアリング能力、圧倒的品質のサービス、他の追随を許さないパートナーエコシステムは、20年以上の歴史を誇り、これに裏打ちされた製品とサポートは、顧客企業が複雑な要素を管理し、コストを削減し、自信を持ってミッションクリティカルサービスを提供できるよう支援しています。また、長期的な関係を構築することで、現在および将来にわたり、顧客が成功する上で欠くことのできない、より高度なイノベーションの開発・提供を実現しています。詳細については、www.suse.comをご覧ください。
◇ノベルおよびネットアイキューについて
ノベル株式会社とネットアイキュー株式会社は、The Attachmate Groupの日本法人です。The Attachmate Groupは、Attachmate、NetIQ、ノベル、SUSEの4事業部を統括しています。
詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
Novell, Inc. http://www.novell.com/ ノベル株式会社 http://www.novell.com/ja-jp
NetIQ Corporation https://www.netiq.com/ ネットアイキュー株式会社 https://www.netiq.com/ja-jp
報道機関の方のお問い合わせ先
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ホフマン ジャパン株式会社(広報代理)
Telephone: 03-5159-5750
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