11.2 追加のプライマリサーバのインストールワークフロー

ZENworksプライマリサーバをインストールして既存のZENworks管理ゾーンに追加するには、次の順序で各タスクを完了します。

タスク

詳細

プライマリサーバを既存の管理ゾーンにインストールする際に、ZENworksインストールプログラムが実行する処理を確認します。

管理ゾーンに追加のプライマリサーバをインストールする場合、インストールプログラムは、プライマリサーバソフトウェアのインストール、既存の管理ゾーンへのプライマリサーバの追加、ZENworksコントロールセンターのインストール、およびZENworksサービスの開始の各処理を実行します。

詳細については、セクション 12.0, ZENworksインストールで実行される処理を参照してください。

ZENworks ISOイメージをDVDに書き込んで、インストールDVDを作成します。

このISOイメージを抽出してインストールに使用することはできません。インストールは、インストールDVDから実行する必要があります。

ZENworksプライマリサーバのインストール先であるLinuxサーバ上のソフトウェアを更新します。

Linuxサーバソフトウェアが最新であること、およびプライマリサーバのインストールに干渉するおそれがあるすべてのソフトウェア(ウィルス対策ソフトウェアなど)が更新済みで正しく設定されていることを確認します。

詳細については、セクション 13.0, Linuxサーバソフトウェアの更新を参照してください。

プライマリサーバ用の外部証明書を作成します。

ZENworks管理ゾーンでZENworks内部認証局(CA)を使用する場合、新しいプライマリサーバにはインストール時に自動的にサーバ証明書が発行されます。

ゾーンで外部CAを使用する場合は、新しいプライマリサーバに対し、外部CAから発行された有効な証明書を提供する必要があります。

外部CAから証明書を作成する方法については、セクション 14.0, 外部証明書の作成を参照してください。

サポートされているLinuxサーバに、ZENworksプライマリサーバソフトウェアをインストールします。

追加のプライマリサーバのインストールは、最初のプライマリサーバのインストールほど複雑ではありません。ソフトウェアファイルの保存先、管理ゾーンの認証情報(プライマリサーバのアドレスと管理者のログイン資格情報)、および外部証明書のファイル(ゾーンで外部CAを使用する場合)をインストールプログラムで指定するだけで済みます。

インストールプログラムの実行方法については、プライマリサーバソフトウェアのインストールを参照してください。

プライマリサーバが実行中であることを確認します。

ソフトウェアが正常にインストールされていること、およびプライマリサーバが実行中であることを確認するために実行できる特定のチェック方法があります。

方法については、インストールの検証を参照してください。

ZENworksプライマリサーバをバックアップします。

プライマリサーバを少なくとも1回バックアップする必要があります。

方法については、ZENworksコンポーネントのバックアップを参照してください。

インストール後のタスクを確認し、インストールしたプライマリサーバに該当するタスクをすべて完了します。

プライマリサーバに対して実行が必要なインストール後のタスクは複数あります。タスクのリストを確認し、該当するタスクをすべて完了します。

方法については、セクション 17.0, インストール後のタスクの完了を参照してください。