ZENworks 11 SP4システム要件

1.0 プライマリサーバ要件

プライマリサーバソフトウェアをインストールするサーバが次の要件を満たしていることを確認します。

項目

要件

追加の詳細

サーバ使用方法

使用するサーバには、プライマリサーバが実行するタスク以外のタスクを処理する能力があるかもしれません。ただし、プライマリサーバソフトウェアをインストールするサーバは、ZENworksに対する作業目的でのみ使用することを推奨します。

たとえば、サーバで次の項目を実行したくない場合があります。

  • Novell eDirectoryのホスト

  • Active Directoryのホスト

  • ターミナルサービスのホスト

オペレーティングシステム - Windows

  • Windows Server 2008 SP2 x86_64 (Datacenter、Enterprise、およびStandardの各エディション)

  • Windows Server 2008 R2 x86_64 (EnterpriseエディションとStandardエディション)

  • Windows Server 2008 R2 SP1 x86_64 (Datacenter、Enterprise、およびStandardの各エディション)

  • Windows 2012 Server x86_64 (Foundation、Essential、Standard、およびDatacenterの各エディション)

  • Windows 2012 Server R2 x86_64 (Foundation、Essential、Standard、およびDatacenterの各エディション)

Windows Server 2008のCore Editionはすべて、プライマリサーバプラットフォームではサポートされていません。Windows Server 2008 Coreは.NET Frameworkをサポートしていないため、サポートされていません。

ZENworksプライマリサーバソフトウェアは、Hyper-Vの有無にかかわらず、Windows Server 2008、およびWindows Server 2012 R2の各エディションでサポートされています。

メモ:クラスタ環境内のサーバへのインストールはサポートされません。

重要:

  • ZENworks 11 SP4リリースから、Windows Server 2003 SP2 x86_64およびWindows Server 2003 R2 SP2 x86_64は、ZENworksプライマリサーバプラットフォームとしてサポートされなくなりました。

オペレーティングシステム - Linux

  • SLES 11 SP3 x86_64

  • SLES 11 SP3 (VMware x86_64)

  • SLES 12 x86_64

  • Red Hat Enterprise Linux 5.9、5.10、5.11 x86_64

  • Red Hat Enterprise Linux 6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、6.6 x86_64

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLES 11 SP4 x86_64

  • 11.4.2で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLES 12 SP1 x86_64

重要:

  • Open Enterprise Server (32ビットおよび64ビット)オペレーティングシステムは、ZENworks 11 SP4ではサポート対象のZENworksプライマリサーバプラットフォームではありません。

  • SLES 12では、ZENworksサーバをインストールするにはlibXtst6-32bit-1.2.2-3.60.x86_64.rpmが必要です。

プロセッサ

速度: 2.0GHz以上

タイプ: サーバクラスのCPU (AMD64デュアルコアまたはIntel EM64Tデュアルコア以上)

プライマリサーバを仮想マシン上で実行している場合は、デュアルコアプロセッサをお勧めします。

プライマリサーバがPatch Managementを実行している場合は、Intelクアッドコアプロセッサなどの高速プロセッサをお勧めします。

RAM

4GB (最小)、8GB以上(推奨)

最初の3000台のデバイスに4GB

追加のデバイス3000台ごとに1GBのRAMを追加

ディスク容量

インストール用に9GB。コンテンツの量によっては、領域を分散する必要があります。

ZENworksデータベースではデバイス1000台ごとに10GBを追加し、Auditデータベースではデバイス5000台ごとに10GBを追加します。

tmpディレクトリ用には500MBを推奨。このディスク容量は、パッケージの再構築および編集のために必要です。

パッチ管理ファイルストレージ(ダウンロードされたパッチコンテンツ)には、少なくとも25GBの追加空き容量が必要です。パッチ管理が有効な場合、すべてのコンテンツレプリケーションサーバにも、同じ容量の追加空き容量が必要です。Patch Managementを別の言語で使用している場合、各サーバにも言語ごとにこのサイズの追加容量が必要です。

ZENworksデータベースファイルおよびZENworksコンテンツリポジトリは非常に大きくなる可能性があるので、別のパーティションまたはハードディスクを用意することが必要になる場合があります。

Windowsサーバでデフォルトのコンテンツリポジトリの場所を変更する場合の情報については、『ZENworks 11 SP4 Primary Server and Satellite Reference』のContent Repositoryを参照してください。

Linuxサーバの場合は、/var/optディレクトリを大容量のパーティションに配置することをお勧めします。このディレクトリにはデータベース(組み込まれている場合)およびコンテンツリポジトリが格納されます。

/etcディレクトリに必要なスペースが少なくてすみます。

画面解像度

ビデオアダプタ: 256色

画面解像度: 1024 × 768以上

 

ファイルシステム

組み込みSybaseをデバイスにインストールした場合は、ZENworks Configuration Managementをインストールしたドライブのファイルシステムが、4GBを超えるファイルをサポートすることを確認してください。

 

DNSの解決

管理ゾーン内のサーバおよびワークステーションは、適切に設定されたDNSを使用してデバイスのホスト名を解決する必要があります。適切に設定されていないと、ZENworksの一部の機能が正しく動作しません。DNSが正しく設定されていないと、サーバは互いに通信できず、ワークステーションはサーバと通信できません。

サーバ名は、アンダースコアを含めないなど、DNSの要件をサポートしている必要があります。要件をサポートしていないと、ZENworksのログインに失敗します。使用できる文字は、文字a~z (大文字と小文字)、数字、およびハイフン(-)です。

メモ:Linuxプライマリサーバのホスト名に大文字が含まれる場合、そのサーバ上にある/etc/hostsファイルにサーバのホスト名を追加する必要があります。

 

IPアドレス

サーバは、静的なIPアドレスまたは永久にリースされるIPアドレス(DHCP設定の場合)を持つ必要があります。

IPアドレスはターゲットサーバのすべてのNICにバインドされる必要があります。

IPアドレスがバインドされていないNICを使用しようとすると、インストールはハングします。

Microsoft .NET (Windowsのみ)

ZENworks 11 SP4をインストールするには、WindowsのプライマリサーバにMicrosoft .NET 4.0 Frameworkおよびその最新の更新をインストールし、実行している必要があります。

.NET 4 Client Profileではなく完全な.NET 4 Frameworkがデバイスにインストールされていることを確認してください。

Windows Server 2003/2008では、ZENworksのインストール中に.NETのインストールを開始するオプションがあります。このオプションを選択すると、.NET が自動的にインストールされます。

Windows Server 2012では、デフォルトで.NET 4.5を使用できます。ただし、その有効化が必要です。ZENworksのインストール中に.NETを有効にするオプションが表示されます。このオプションを選択すると、.NET が自動的に有効になります。

詳細については、『ZENworks 11 SP4検出、展開、およびリタイアリファレンス』の.NETフレームワークの有効化を参照してください。

ファイアウォール設定: TCPおよびUDPポート

ZENworksインストーラにより、インストール中に複数のTCPおよびUDPポートが開かれます。ZENworksに必要なポートが使用中の場合、ZENworksインストーラによって、別のポートを設定するようプロンプトが表示されます。

重要:インストールまたはアップグレード時にファイアウォールが無効になっている場合は、ファイアウォールが有効になったときにファイアウォール設定で手動でポートを開いてください。

TCPポートとUDPポートのリスト、およびZENworksでのそれらの用途については、『ZENworks 11 SP4プライマリサーバおよびサテライトリファレンス』のTCP and UDP Ports Used by ZENworks Primary Serversを参照してください。

サポートしているハイパーバイザ

プライマリサーバソフトウェアは、次の仮想マシン環境にインストールできます。

  • VMware Workstation 6.5

  • XEN (Citrix XenServer 5.x、6.2、および6.5)

  • XEN on SLES (XEN on SLES 11 SP3およびSLES 12)

  • VMware ESXi 5.xおよび6.x

  • Microsoft Hyper-V Server Windows 2008 R2および2012

  • リリースされたバージョンのゲストオペレーティングシステム(VM)のみがサポートされます。試験的なゲストオペレーティングシステムはサポートされません。

  • ゲストオペレーティングシステムは、VM作成時に指定されたオペレーティングシステムと一致する必要があります。たとえば、VMの作成時にゲストオペレーティングシステムをWindows Server 2003と指定した場合は、実際のゲストオペレーティングシステムもWindows Server 2003でなければなりません。

2.0 管理対象デバイスの要件

ZENworks Adaptive Agentはプライマリサーバを含むすべての管理対象デバイスにインストールされる、管理ソフトウェアです。

2.1 Windows管理対象デバイスの要件

ZENworks 11 SP4は、次の要件を満たすWindowsのワークステーションとサーバを管理できます。管理対象デバイスでZENworks Full Disk Encryptionの使用を予定している場合、デバイスは『ZENworks 11 SP4 Full Disk Encryption Agentリファレンス』のシステム要件に記載の追加要件を満たしている必要があります。

項目

要件

追加の詳細

オペレーティングシステム:Windowsサーバ

  • Windows Server 2008 SP2 x86、x86_64 (Datacenter、Enterprise、およびStandardの各エディション)

  • Windows Server 2008 R2 x86_64 (Datacenter、Enterprise、およびStandardの各エディション)

  • Windows Server 2008 R2 SP1 (Datacenter、Enterprise、およびStandardの各エディション)

  • Windows Server 2012 (Foundation、Essential、Standard、およびDatacenterの各エディション)、Windows Server 2012 R2

  • Windows 2012 Server R2 Update 1 x86_64

Windows Server 2008のCore Editionは、.NET Frameworkをサポートしていないため、管理対象デバイスプラットフォームとしてサポートされていません。

ZENworks 11 SP4は、Hyper-Vの有無にかかわらず、Windows Server 2008 SP2およびWindows Server 2012 R2エディションでサポートされています。

重要:

  • ZENworks 11 SP4リリースから、Windows Server 2003 SP2 x86_64およびWindows Server 2003 R2 SP2 x86_64は、ZENworksプライマリサーバプラットフォームとしてサポートされなくなりました。

オペレーティングシステム:Windowsワークステーション

  • Embedded XP SP3 (WES 2009) x86

  • Windows XP Professional SP3 x86

  • Windows XP Tablet PC Edition SP3 x86

  • Windows 7 x 86、x86_64 (Professionalエディション、Ultimateエディション、およびEnterpriseエディション)

  • Windows 7 SP1 x86、x86-64 (Professionalエディション、Ultimateエディション、およびEnterpriseエディション)

  • Windows Embedded 7

  • Windows Embedded 7 SP1

  • Windows 8 x86、x86_64 (ProfessionalエディションおよびEnterpriseエディション)

  • Windows Embedded 8

  • Windows Embedded POSReady 2009 (XP)

  • Windows Embedded POSReady 7

  • Windows 8.1 EnterpriseおよびProfessional x86およびx86_64

  • Windows Embedded 8.1

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム: Windows 10 x86、x86_64 (Professional、Education、Enterprise、およびEnterprise LTSBの各エディション)

管理対象デバイス名は32文字までです。デバイス名が32文字を超える場合、このデバイスはインベントリに含まれません。また、デバイス名が固有で、デバイスがインベントリレポートで適切に認識されるようにしてください。

重要:

  • Windows Vista SP2 x86、x86_64、およびEmbedded Vista SP1/SP2は、ZENworks 11 SP 4では管理対象デバイスとしてサポートされません。

  • ZENworksは、旧バージョン(Windows 7、Windows 8、およびWindows 8.1)から移行されたWindows 10をサポートします。

    Microsoftは、旧バージョンのWindowsからWindows 10へ移行する際に、異なるエディション間ではアプリケーションを保持しません。そのため、異なるエディション(Windowsの旧バージョン)からWindows 10に移行する場合、ZENworksを利用できません。

    次に例を示します。

    Windows 7 EnterpriseからWindows 10 EnterpriseまたはEnterprise LTSBはサポートされます。

    Windows 8 EnterpriseからWindows 10 Educationはサポートされません。

オペレーティングシステム:シンクライアントセッション

  • Windows Server 2008 R2

  • Windows Server 2008 R2 SP1 (EnterpriseエディションとStandardエディション)

  • Windows Server 2012 R2

  • Citrix XenApp 6.0,6.5,7.5、および7.6

Windows Server 2008 Coreは管理対象デバイスのプラットフォームとしてはサポートされていません。これは、Windows Server 2008 Coreでは.NET Frameworkがサポートされていないためです。

ハードウェア

ハードウェアの最小要件は次のとおりです。これらの要件またはオペレーティンシステムで指定されるハードウェア要件のうち、要件が高い方を使用します。

  • プロセッサ:Pentium III 700MHz、または相当するAMDまたはIntel

  • RAM: 256MB (最小)、1GB (推奨)

  • ディスク容量:インストールの場合230MB(最小)、実行の場合4GB(推奨)配布する必要のあるコンテンツの量によって、この数値は大きく異なります。

    エージェントがコンテンツまたはイメージングサテライトの役割に昇格されている場合は、それに応じて、ディスク容量を増やしてください。

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)

 

Microsoft .NET

ZENworks 11 4をインストールするには、Windows管理対象デバイスに、Microsoft .NET 4.0 SPフレームワークおよびその最新の更新をインストールし、実行している必要があります。

Windows Server 2003、Windows XP、およびWindows Vistaでは、PreAgentPkg_AgentCompleteDotNet.exeのスタンドアロンパッケージの展開を選択した場合、.NETが自動的にインストールされます。PreAgentPkg_Agent.exeネットワークパッケージまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exeスタンドアロン(.NET必須)パッケージの展開を選択した場合は、.NET 4.0 を手動でインストールしてから、エージェントのインストールを開始する必要があります。

Windows 8、Windows 8.1、およびWindows Server 2012では、デフォルトで.NETを利用できます。ただし、これらのデバイスにエージェントを展開するには、その前に.NETフレームワークを有効にする必要があります。詳細については、『ZENworks 11 SP4検出、展開、およびリタイアリファレンス』の.NETフレームワークの有効化を参照してください。

Microsoft Windows Installer

ZENworks 11 SP4をインストールするには、Windows管理対象デバイスに、Microsoft Windows Installer 4.5以上をインストールし、実行している必要があります。

PreAgentPkg_AgentCompleteDotNet.exeスタンドアロンパッケージの展開を選択した場合は、Windows Installer 4.5が自動的にインストールされます。PreAgentPkg_Agent.exeネットワークパッケージまたはPreAgentPkg_AgentComplete.exeスタンドアロン(.NET必須)パッケージの展開を選択した場合は、Windows Installer 4.5以上を手動でインストールしてから、エージェントのインストールを開始する必要があります。

TCPポート

7628

ZENworksコントロールセンターで管理対象デバイスのZENworks Adaptive Agentのステータスを表示するために、Windowsファイアウォールを使用している場合、ZENworksはデバイスのポート7628を自動的に開きます。ただし、別のファイアウォールを使用している場合は、このポートを手動で開く必要があります。

ZENworksコントロールセンターからクライアントにクイックタスクを送信する場合は、デバイスのポート7628も開く必要があります。

 

5950

ZENworks Adaptive Agentが実行されているリモート管理では、デバイスはポート5950でリスンします。

このポートはZENworksコントロールセンター([設定]タブ>[管理ゾーンの設定]>[デバイス管理]>[リモート管理])で変更できます。

リモート管理はZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

サポートしているハイパーバイザ

ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次のハイパーバイザにインストールできます。

  • VMware Workstation 6.5

  • XEN (Citrix XenServer 5.x、6.2、および6.5)

  • XEN on SLES (XEN on SLES 11 SP3およびSLES 12)

  • VMware ESXi 5.xおよび6.x

  • Microsoft Hyper-V Server Windows 2008 R2および2012

リリースされたバージョンのゲストオペレーティングシステム(VM)のみがサポートされます。試験的なゲストオペレーティングシステムはサポートされません。

ゲストオペレーティングシステムは、VM作成時に指定されたオペレーティングシステムと一致する必要があります。たとえば、VM作成時にゲストオペレーティングシステムをWindows Vistaと指定した場合は、実際のゲストオペレーティングシステムもWindows Vistaでなければなりません。

サポートされる仮想デスクトップインタフェース

ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次の仮想デスクトップインタフェース(VDI)環境にインストールできます。:

  • Citrix XenDesktop 7.0、7.1、7.5、および7.6

  • Citrix XenApp 6.5、7.5、および7.6

  • VMware VDI 5.2、5.3、および6.0

  • Microsoft VDI 2008 R2、2012、および2012 R2

 

Novell Client

Novell Clientは必要ありません。ただし、管理対象デバイスでのNovell Clientの使用を選択する場合、次のバージョンがZENworksでサポートされています。

  • Novell Client 4.91 SP5 IR1 (Windows XPの場合)

  • Novell Client 2 SP1 IR5 (Windows VistaまたはWindows 7の場合)

  • Novell Client 2 SP3 IR2 (Windows 7およびWindows 8の場合)

  • Novell Client 2 SP3 IR5 (Windows 8およびWindows 8.1の場合)

  • Novell Client 2 SP4 IR2 (Windows 10の場合)

 

2.2 Linux管理対象デバイスの要件

ZENworks 11 SP4は、次の要件を満たすLinuxのワークステーションとサーバを管理できます。

項目

要件

オペレーティングシステム:サーバ

  • SLES 11 SP1、SP2、SP3 x86、x86_64 (IntelプロセッサとAMD Opteronプロセッサ)

  • SLES 11 SP2、SP3 (VMware x86およびx86_64)

  • SLES 12 x86、x86_64

  • Red Hat Enterprise Linux 5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、5.10、5.11、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、および6.6 x86、x86_64

  • Open Enterprise Server 11 (OES 11) x86_64

  • Open Enterprise Server 11 SP1 (OES 11 SP1) x86_64

  • Open Enterprise Server 11 SP2 (OES 11 SP2) x86_64

  • Scientific Linux 6.5および6.6 x86_64

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLES 10 SP3、SP4 x86、x86_64、およびSLES 11 SP4 x86、x86_64

  • 11.4.2で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLES 12 SP1 x86_64およびOpen Enterprise Server 2015 x86_64

    メモ:ZENworks Patch ManagementはSLES 12 SP1 x86_64ではサポートされません。

重要:ZENworks 11.4.1リリースから、Red Hat Enterprise Linux 5.3、5.4、および5.5はサポートされなくなりました。

オペレーティングシステム: ワークステーション

  • Red Hat Enterprise Linux 5.3、5.4、5.5、5.6、5.7、5.8、5.9、5.10、5.11、6.0、6.1、6.2、6.3、6.4、6.5、および6.6 x86、x86_64

  • SLED 11 SP1、SP2、SP3 x86、x86_64

  • SLED 12 x86、x86_64

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLED 11 SP4 x86、x86_64

  • 11.4.2で新しくサポートされたオペレーティングシステム: SLED 12 SP1 x86_64

重要:ZENworks 11.4.1リリースから、Red Hat Enterprise Linux 5.3、5.4、および5.5はサポートされなくなりました。

ハードウェア

  • プロセッサ: 最小要件 - Pentium IV 2.8GHz 32ビット(x86)および 64ビット(x86_64)、あるいは同等のAMDまたはIntelのプロセッサ

  • RAM: 512MB(最小)、2GB(推奨)

  • ディスク容量: インストール用230GB (最小)、実行用4GB (推奨)配布する必要のあるコンテンツの量によって、この数値は大きく異なります。

  • 画面解像度: 1024×768、256色(最小要件)

ホスト名の解決

  • サーバは、DNS(推奨)などの方法を使用して、デバイスのホスト名を解決する必要があります。

  • サーバ名は、名前にアンダースコアを含めないなど、DNSの要件をサポートしている必要があります。要件をサポートしていないと、ZENworksのログインに失敗します。使用できる文字は文字a-z(大文字および小文字)、数字、およびハイフン(-)です。サーバのホスト名に大文字が含まれる場合、そのサーバ上にある/etc/hostsファイルにサーバのホスト名を追加する必要があります。

    DNSを使用する場合、正しくセットアップしないと、ZENworksの一部の機能が動作しない可能性があります。

IPアドレス

  • サーバには静的なIPアドレスが必要です。

  • 複数のNICを搭載している場合は、すべてのNIC上でIPアドレスをバインドすることを推奨します。ただし、ZENworksは、IPアドレスが1つ設定されていれば動作します。

TCPポート: 7628

ファイアウォールゾーンにネットワークインターフェイスを割り当てる必要があります。このゾーンには、ZENworks 11 SP4によって使用されるポートを管理するため、ファイアウォールのルールが適用されます。

サポートしているハイパーバイザ

ZENworks管理対象デバイスソフトウェアは、次のハイパーバイザにインストールできます。

  • VMware Workstation 6.5

  • XEN (Novell SLES 10、SLES 11、SLES 12、およびCitrix XenServer 5.x、6.0、6.1)

  • VMware ESXi 5.0.x、5.1、5.5、および6.0

  • Microsoft Hyper-V Server Windows 2008 R2およびWindows 2012

さらに、次の要件が適用されます。

  • リリースされたバージョンのゲストオペレーティングシステム(VM)のみがサポートされます。試験的なゲストオペレーティングシステムはサポートされません。

  • ゲストオペレーティングシステムは、VM作成時に指定されたオペレーティングシステムと一致する必要があります。たとえば、VM作成時にゲストオペレーティングシステムをSLES 10と指定した場合は、実際のゲストオペレーティングシステムもSLES 10でなければなりません。

2.3 Macintosh管理対象デバイスの要件

ZENworks 11 SP4は、次のオペレーティングシステムが実行されているMacintoshワークステーションを管理できます。

Macintosh 10.7.3 (Lion)以降

項目

要件

サポートされるアーキテクチャ

32ビットおよび64ビット

ハードウェア

  • プロセッサ: Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7、Xeonプロセッサ

  • RAM:2GB (最小)

  • ディスク容量:インストール用230MB (最小)、実行用2GB (推奨)配布する必要のあるコンテンツの量によって、この数値は大きく異なります。

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)最小

TCPポート

7628

Macintosh 10.8.x (Mountain Lion)

項目

要件

サポートされるアーキテクチャ

64ビット

ハードウェア

  • プロセッサIntel Core 2 Duo

  • ディスク容量: 実行用2GB (推奨)

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)最小

TCPポート

7628

Macintosh 10.9.x (Mavericks)

項目

要件

バージョン

10.9.1、10.9.2、および10.9.4

サポートされるアーキテクチャ

64ビット

ハードウェア

  • プロセッサIntel Core 2 Duo

  • ディスク容量: 実行用2GB (推奨)

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)最小

TCPポート

7628

Macintosh 10.10.x (Yosemite)

項目

要件

バージョン

10.10.x

重要:Macintoshデバイスを10.10バージョンにアップグレードした後で、Java 1.6バージョンを再インストールします。

サポートされるアーキテクチャ

64ビット

ハードウェア

  • プロセッサIntel Core 2 Duo

  • ディスク容量: 実行用2GB (推奨)

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)最小

TCPポート

7628

Macintosh 10.11 (EL Capitan)

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム

項目

要件

バージョン

10.11.x

サポートされるアーキテクチャ

64ビット

ハードウェア

  • プロセッサIntel Core 2 Duo

  • ディスク容量: 実行用2GB (推奨)

  • ディスプレイ解像度: 1024 × 768 (256色)最小

TCPポート

7628

3.0 サテライト要件

サテライトは、認証、情報収集、コンテンツ配布、イメージングなど、ZENworksプライマリサーバが通常実行する役割の一部を実行できる管理対象デバイスです。サテライトには任意の管理対象Windowsデバイス、Macintoshデバイス、またはLinuxデバイス(サーバまたはワークステーション)を使用できますが、プライマリサーバは使用できません。

詳細情報については、次のセクションを参照してください。

3.1 Windowsサテライト要件

サテライトの役割を実行するWindowsデバイスは、セクション 2.1, Windows管理対象デバイスの要件のリストに表示されたWindows管理対象デバイスの最小要件を満たす必要がありますが、次の例外があります。

  • Windows Embeded XPは、サテライトデバイスとしてサポートされたワークステーションオペレーティングシステムではありません。

次の表は、追加のWindowsサテライト要件を示しています。

項目

要件

追加の詳細

ZENworks Adaptive Agentバージョン

ZENworksプライマリサーバと同じバージョン

サテライトを作成する場合、ZENworksプライマリサーバをサテライトの親サーバとして指定します。サテライトのAdaptive Agentバージョンは、親プライマリサーバと同じバージョンである必要があります。たとえば、親プライマリサーバのバージョンが11.4の場合、サテライトのAdaptive Agentバージョンは11.3.2にできません。

ファイアウォール設定: TCPポートを開く

80

コンテンツ複製で使用されます。

 

443

CASA認証で使用されます。

 

998

プレブートサーバで使用(novell-pbserv)。

プレブートサーバ(novell-pbserv)はZENworks Configuration Managemetでのみ使用されます。

 

7019

プロキシの結合で使用されます。

ファイアウォール設定: UDPポートを開く

67

プロキシDHCPがDHCPサーバと同じデバイスで実行していない場合に使用します。

 

69

イメージングTFTPで使用されますが、各PXEデバイスに対してランダムなUDPポートを開くため、ファイアウォールを越えては機能しません。

イメージングTFTPはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

 

997

イメージングサーバがマルチキャストに使用します。

イメージングサーバはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

 

4011

プロキシDHCPがDHCPサーバと同じデバイスで実行されている場合に使用します。ファイアウォールは、Proxy DHCP Serviceへのブロードキャストトラフィックを許可するように設定する必要があります。

 

13331

zmgprebootポリシーで使用されますが、各PXEデバイスに対してランダムなUDPポートを開くため、ファイアウォールを越えては機能しません。

zmgprebootポリシーはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

3.2 Linuxサテライト要件

サテライトの役割を実行するLinuxデバイスは、セクション 2.2, Linux管理対象デバイスの要件のリストに表示されたLinux管理対象デバイスの最小要件を満たす必要があります。

次の表は、追加のLinuxサテライト要件を示しています。

項目

要件

追加の詳細

ZENworks Adaptive Agentバージョン

親ZENworksプライマリサーバと同じバージョン

サテライトを作成する場合、ZENworksプライマリサーバをサテライトの親サーバとして指定します。サテライトのAdaptive Agentバージョンは、親プライマリサーバと同じバージョンである必要があります。たとえば、親プライマリサーバのバージョンが11.4の場合、サテライトのAdaptive Agentバージョンは11.3.2にできません。

ファイアウォール設定: TCPポートを開く

80

Tomcatの非セキュアポートで使用されます。

 

443

CASA認証で使用されます。

 

998

プレブートサーバで使用(novell-pbserv)。

プレブートサーバ(novell-pbserv)はZENworks Configuration Managemetでのみ使用されます。

 

7628

Adaptive Agentで使用されます。

 

8005

Tomcatでシャットダウン要求のリスンに使用されます。これはローカルポートで、リモートでアクセスできません。

 

8009

Tomcat AJPコネクタで使用されます。

 

7019

プロキシの結合で使用されます。

ファイアウォール設定: UDPポートを開く

67

プロキシDHCPがDHCPサーバと同じデバイスで実行していない場合に使用します。

 

69

イメージングTFTPで使用されますが、各PXEデバイスに対してランダムなUDPポートを開くため、ファイアウォールを越えては機能しません。

イメージングTFTPはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

 

997

イメージングサーバがマルチキャストに使用します。

イメージングサーバはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

 

4011

プロキシDHCPがDHCPサーバと同じデバイスで実行している場合に使用します。ファイアウォールは、Proxy DHCP Serviceへのブロードキャストトラフィックを許可するように設定する必要があります。

 

13331

zmgprebootポリシーで使用されますが、各PXEデバイスに対してランダムなUDPポートを開くため、ファイアウォールを越えては機能しません。

zmgprebootポリシーはZENworks Configuration Managementでのみ使用されます。

3.3 Macintoshサテライト要件

サテライトの役割を実行するMacintoshデバイスは、セクション 2.3, Macintosh管理対象デバイスの要件のリストに表示されたMacintosh管理対象デバイスの最小要件を満たす必要があります。

次の表は、追加のMacintoshサテライト要件を示しています。

項目

要件

追加の詳細

ZENworks Adaptive Agentバージョン

親ZENworksプライマリサーバと同じバージョン

サテライトを作成する場合、ZENworksプライマリサーバをサテライトの親サーバとして指定します。サテライトのAdaptive Agentバージョンは、親プライマリサーバと同じバージョンである必要があります。たとえば、親プライマリサーバのバージョンが11.4の場合、サテライトのAdaptive Agentバージョンは11.3.2にできません。

ファイアウォール設定: TCPポートを開く

80

HTTPの非セキュアポートに使用されます。

 

7628

Adaptive Agentで使用されます。

4.0 データベースの要件

ZENworks 11 SP4のデフォルトとして使用できる組み込みSybase SQL Anywhereデータベース以外のデータベースをZENworksデータベースとして使用する場合、そのデータベースは次の要件を満たしている必要があります。

項目

要件

データベースバージョン

Microsoft SQL Server 2008 R2 (および最新のSP)

Microsoft SQL Server 2008 SP2 (および最新のSP)

Microsoft SQL Server 2012 (および最新のSP)

Microsoft SQL Server 2014 (および最新のSP)

Sybase SQL Anywhere 12

Oracle 11.2.0.4 StandardおよびEnterprise Edition (パーティショニング機能の有無は問わない)。パーティショニング機能については、「パーティショニング機能を備えたOracle Enterprise」を参照してください。

Oracle 11.2.0.4 Real Application Clusters (Oracle RAC)

Oracle 12c (12.1.0.1および12.1.0.2)

メモ:ZENworksでOracle Real Application Clusters (Oracle RAC)を使用する計画の場合は、次の情報を参照してください。

データベースサーバのホスト名

データベースサーバのホスト名は、ドメインネームサーバサービスで解決可能である必要があります。

TCPポート

サーバはデータベースポート上のプライマリサーバ通信を許可する必要があります。MS SQLの場合は、データベースサーバ用の静的ポートを設定してください。

デフォルトのポート:

  • MS SQLは1433

  • Sybase SQLは2638

  • Audit Sybase DBは2639

  • Oracleは1521

競合する場合はデフォルトのポート番号を変更します。ただし、プライマリサーバがデータベースと通信するようにポートが開いている必要があります。

UDPポート

MS SQLは1434 (ZENworksでデータベースの名前付きインスタンスを使用する場合)

WANに関する注意事項

プライマリサーバとZENworskデータベースは同じネットワークセグメント上に存在する必要があります。プライマリサーバはWAN経由でZENworksデータベースに書き込むことはできません。

デフォルトの文字セット

Sybaseの場合は、UTF-8文字セットが必要です。

MS SQLの場合には、ZENworks は特定の文字セットを必要としません。ZENworks は、MS SQLでサポートされるすべての文字セットをサポートします。

Oracleの場合、NLS_CHARACTERSETパラメータをAL32UTF8に設定し、NLS_NCHAR_CHARACTERSETパラメータをAL16UTF16に設定する必要があります。

照合

ZENworks は、MS SQLデータベースの大文字小文字を区別するインスタンスではサポートされません。したがって、データベースが大文字小文字を区別しないことを確認してから、データベースをセットアップする必要があります。

データベースユーザ

ZENworksデータベースユーザがリモートデータベースに接続するのに制約がないかどうかを確認してください。

たとえば、ZENworksデータベースユーザがActive Directoryユーザである場合は、Active Directoryのポリシーでリモートデータベースへの接続がユーザに許可されているかどうかを確認します。

5.0 LDAPディレクトリ要件

ZENworks 11 SP4では、ユーザへのコンテンツの割り当て、ZENworks管理者アカウントの作成、ユーザとデバイスの関連付けなどのユーザ関連タスクに関して、既存のユーザソース(ディレクトリ)を参照できます。LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)は、ディレクトリと相互作用するためにZENworksによって使用されるプロトコルです。

項目

要件

LDAPバージョン

LDAP v3

OPENLDAPはサポートされていません。ただし、SUSE LinuxサーバにeDirectoryがインストールされている場合は、eDirectoryをユーザソースとして使用できます。LDAP v3を使用する場合、eDirectoryのインストール時に指定した代替ポート(デフォルトポートはOPENLDAPが使用している可能性があるため)を使用してLinuxサーバ上のeDirectoryにアクセスできます。

信頼されたユーザソース

  • Novell eDirectory8.7.3または8.8 (サポートされているすべてのプラットフォーム)

    eDirectoryをユーザソースとして使用する場合は、2名のeDirectoryユーザが同じユーザ名とパスワードを使用しないようにしてください。ユーザ名が同一でも、パスワードは別のものにしてください。

  • Microsoft Active Directory (Windows 2000 SP4以上に付属)

  • DSfW (Domain Services for Windows)

LDAPユーザアクセス

ZENworksは、LDAPディレクトリへの読み込みアクセスのみが必要です。詳細については、ユーザソースへの接続(『ZENworks 11 SP4管理クイックスタート』)を参照してください。

LDAP認証

単純認証

単純認証では、アプリケーションが識別名(DN)およびその識別名のクリアテキストパスワードを提供します。単純認証を使用するには、クライアントが既存のLDAPエントリの識別名(DN)、およびそのエントリのuserPassword属性と一致するパスワードを提供する必要があります。また、管理者はZENworksコントロールセンターの[環境設定]ページを使用して、識別名(DN)とクリアテキストパスワードを入力することもできます。

6.0 インベントリ対象デバイスの要件

ZENworks 11 SP4を使用してワークステーションとサーバのインベントリを取るには、これらのデバイスにインベントリ専用モジュールを展開します。

重要:ZENworks製品に、プラットフォームに関する問題によって引き起こされる問題がある場合は、次のサポート基準が適用されます。

  • Novellは、プラットフォームベンダが通常サポートしているプラットフォームはサポートしています。

  • プラットフォームベンダが、特別な契約(拡張サポートなど)を通じてインストールをサポートしている場合、そのサポートインフラストラクチャをNovellにまで広げて問題を解決することが期待されます。

  • プラットフォームベンダがプラットフォームをまったくサポートしない場合、Novellが追加のサポートを提供することはありません。

インベントリのみデバイスは、次の要件を満たしている必要があります。

項目

要件

オペレーティングシステム:サーバ

  • OES 2 SP2/SP3 x86、x86_64

  • Open Enterprise Server 11 (OES 11) x86_64

  • Open Enterprise Server 11 SP1 (OES 11 SP1) x86_64

  • Open Enterprise Server 11 SP2 (OES 11 SP2) x86_64

  • Open Enterprise Server 2015 x86_64

  • SLES 11および12 (すべてのエディション)

  • Windows Server 2008 SP2 x86、 x86_64 (EnterpriseエディションとStandardエディション)

  • Windows Server 2008 R2 SP1 (EnterpriseエディションとStandardエディション)

  • Windows 2012 Server Standard x86_64 (Foundation、Essential、Standard、およびDatacenter)、Windows Server 2012 R2

  • Windows 2012 Server R2 Update 1 x86_64

  • Red Hat Enterprise Linux 5.3~6.6 x86、x86_64

オペレーティングシステム: ワークステーション

  • Mac OS X 10.5~10.11

  • SLED 11および12 (すべてのエディション)

  • Embedded XP /SP3

  • Windows XP Professional SP3 x86、x86_64

  • Windows XP Tablet PC Edition SP3 x86

  • Windows 7 SP1 x86、x86_64 (Professionalエディション、Ultimateエディション、およびEnterpriseエディション)

  • Windows 7 Embedded、およびSP1 x86、x86_64

  • Windows 8 x86、x86_64 (EnterpriseおよびProfessional)

  • Windows 8.1サポート(Windows Embedded 8.1 ProおよびWindows Embedded 8.1 Industry)

  • Windows 8.1 Update 1 x86、x86_64 (ProfessionalおよびEnterpriseエディション)

  • Windows 10 x86、x86_64 (Professional、Education、Enterprise、およびEnterprise LTSBの各エディション)

オペレーティングシステム: シンクライアントセッション

  • Citrix XenApp 6.0、6.5、7.5、および7.6

  • Windows Server 2008 R2

  • Windows Server 2008 R2 SP1

  • Windows Server 2012 R2

インベントリのみモジュール

ZENworks 11 SP4をネットワークにインストールしたら、インベントリに含めるために、前に示したデバイスにこのモジュールをインストールする必要があります。詳細については、インベントリのみモジュールの展開(『ZENworks 11 SP4検出、展開、およびリタイアリファレンス』)を参照してください。

ハードディスク: ディスク容量

インベントリのみのモジュールには、次の最小ディスク容量が必要です。

  • Linux: 900KB

  • Windows: 15MB

  • Mac OS: 8MB

7.0 管理ブラウザ要件

ZENworksコントロールセンターを実行してシステムを管理するワークステーションまたはサーバが次の要件を満たしていることを確認します。

項目

要件

Webブラウザ

次のWebブラウザがサポートされています。

  • Internet Explorer 10および11 (Windows 7、Windows XP、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2、Windows 8、Windows 8.1 Update 1、Windows 10 x86、x86_64、Windows Server 2012、およびWindows Server 2012 R2 Update 1)

    重要:

    • バージョン10より前のバージョンのInternet Explorerはサポートされていません。

    • [ドキュメントモード]が[IE 8標準]または[IE 9標準]の場合、ZENworksはInternet Explorer 10を互換表示でサポートします。

  • Firefox ESRバージョン24.xおよび31.x

  • Firefoxバージョン37.xおよび38.x (WindowsおよびLinuxデバイス上)

  • 11.4.1で新しくサポートされたオペレーティングシステム: Firefox ESRバージョン38.3、およびFirefoxバージョン40.x、41.x

  • 11.4.2で新しくサポートされたオペレーティングシステム: Firefox ESRバージョン38.x、45.x、およびFirefoxバージョン44.x、45.x

TCPポート

管理対象デバイス上でのリモートセッションに対するユーザの要求を満たすには、Remote Managementリスナを実行するためにデバイス上でポート5550を開く必要があります。

8.0 ユーザ要件のインストール

インストールプログラムを実行するユーザは、デバイスに対する管理者権限またはルート権限を持っている必要があります。例:

  • Windows: Windows管理者としてログインします。

  • Linux: rootでないユーザとしてログインする場合は、suコマンドを使用して権限をrootに昇格させてから、インストールプログラムを実行します。

9.0 サポートされるスマートカードおよびスマートカードリーダ

ZENworksログインでサポートされるスマートカードおよびスマートカードリーダについては、『Novell Enhanced Smart Card Method Installation and Administration Guide』を参照してください。

ZENworks Full Disk Encryptionを使用している場合、ZENworks Full Disk Encryption Pre-Boot Authenticationおよび通常のZENworksログインの両方でサポートされているスマートカードについては、『ZENworks 11 SP4 Full Disk Encryption Agentリファレンス』のSupported Smart Card Terminals and Tokens (サポートされるスマートカード端末およびトークン)を参照してください。