デバイスにMigration Utilityをインストールすると、次の表で指定された値を含むレジストリキーがHKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptions\の下に作成されます。これらの値によって、移行されたMSIアプリケーションのインストール時にユーザインターフェイスをどのくらい表示するか決定されます。
表 B-1 MSIアプリケーションを移行する追加オプション
キー |
値 |
説明 |
---|---|---|
デフォルト |
/qb- |
(Windows Installerによって選択される)適切なユーザインタフェースレベルを表示します。 |
[SILENT] |
/qn |
ユーザインタフェースを表示しません。 |
進行状況 |
/qb! |
簡潔な進行情報およびエラーメッセージやプロンプトを表示します。 |
[REDUCED] |
/qr |
ユーザインタフェースを完全に表示し、ウィザードダイアログボックスを抑止します。 |
フル |
/qf |
すべてのユーザインタフェース(ウィザードの各ダイアログ'83'7bックス、進捗情報、エラーメッセージとプロンプトなど)を'95'5c示します。 |
MigrateWithParentOptions |
0 |
MSPをサイレントモードで移行します。 |
キーの値を編集することによって、移行したMSIアプリケーションのインストール時にデバイス上でどのくらいユーザインターフェイスを表示するか指定できます。
例:
[
]が[ ]に設定されたMSIアプリケーションがあると想定します。このアプリケーションのインストール時に、デバイス上で簡単な進行状況情報とエラーメッセージまたはプロンプトを表示するには、アプリケーションを移行する前に、次の手順を実行します。レジストリエディタを開きます。
HKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptions\に移動します。
[
]を右クリックして、[ ]をクリックします。[文字列の編集]ダイアログボックスで、/qb!を[ オプションで指定します。
[
]をクリックします。デフォルトでは、MSPがサイレントモードで移行します。親MSIと同じパラメータを持つMSPを移行するには、次の手順に従います。
レジストリエディタを開きます。
HKLM\Software\Novell\ZCM\Migration\MSIOptionsに移動します。
MigrateWithParentOptionsの値を1に設定します。