プライマリサーバのコンソールプロンプトで、$ZDC_Homeディレクトリに移動します。
適切なコマンドを実行します。
ZENworksシステムファイル、ZENworksデータベーススキーマ、およびZENworksコンテンツを検証するには、次のように指定します。
Windowsの場合: zdc.bat verify -v systemfiles,zendatabase,zencontent -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
Linuxの場合: ./zdc verify -v systemfiles,zendatabase,zencontent -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
ZENworksシステムファイルのみを検証する場合は、次のように指定します。
Windowsの場合: zdc.bat verify -v systemfiles -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
Linuxの場合: ./zdc verify -v systemfiles -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
ZENworksデータベーススキーマのみを検証する場合は、次のように指定します。
Windowsの場合: zdc.bat verify -v zendatabase -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
Linuxの場合: ./zdc verify -v zendatabase -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>
ZENworksコンテンツのみを検証する場合は、次のように指定します。
Windowsの場合: zdc.bat verify -v zencontent
Linuxの場合: ./zdc verify -v zencontent
ZDCを実行する際は、次のコマンドオプションも指定できます。
ZDCは、診断テストを実行し、レポートをHTML形式で生成します。このレポートは、Windowsプライマリサーバの場合は$ZDC_Home\reports\timestampディレクトリ、Linuxプライマリサーバの場合は$ZDC_Home/reports/timestampディレクトリに保存されます。レポートを表示するには、index.html(reportディレクトリ)を開きます。
診断テストの完全なログは、Windowsプライマリサーバの場合は$ZDC_HOME\logs\timestamp.logに、Linuxプライマリサーバの場合は$ZDC_HOME/logs/timestamp.logに保存されます。
重要:Microsoft SQL Server上のZENworksデータベースで、ZDCを実行してスキーマの差異を確認します。zDeviceテーブルのシリアル番号列に対して一意の制約が作成されていない場合、管理ゾーンに接続されているデバイスに重複するシリアル番号が割り当てられることがあります。詳細については、「Troubleshooting the database migration failure, duplication of serial numbers in the zDevice table」を参照してください。
ZDCツールを使用して、ZENworks の監査データベーススキーマを検証する手順は次のとおりです。
Windowsの場合: zdc.bat verify -v auditdatabase -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>コマンドを実行します。
Linuxの場合: ./zdc verify -v auditdatabase -b <ZDCベースラインデータファイルの完全なパス>コマンドを実行します。
1つのインスタンスでコマンドを実行して、監査データベースとZENworksデータベースを検証することはできません。これらのデータベースは、別々に検証する必要があります。
監査用のZDCレポートは、reports\timestampディレクトリにあります。このレポートは、index.htmlファイルから参照できます。