Personality Migrationでは、テンプレートを使用して、ディレクティブバンドルを使用した自動化されたマイグレーションを実行します。これにより、特定のマシンでマイグレーションを実行するたびにZENworks Personality Migrationのユーザインタフェースを使用しなくても、効率的にマイグレートできます。保存および適用のプロセスでは、同じテンプレートを使用するようにしてください。
次の設定カテゴリのマイグレーションのルールをZENworks Personality Migrationエンジンに説明するためのポリシーは、テンプレートによって定義されます。
ユーザ
システム設定
アプリケーション設定
ファイルおよびフォルダ
テンプレートでは、どの項目がソースのWindowsマシンからPNPファイルに保存されるのか、およびどの項目が宛先マシンに適用されるのかが定義されます。
テンプレートはXMLファイルであり、任意のエディタで読み込んだり編集することができます。しかし、マイグレーションのためのカスタムテンプレートを作成する場合、ZENworks Personality Migrationでテンプレートビルダを使用すると便利であり、標準化された一貫性のあるマイグレーションを組織内で行うことができます。テンプレートは、テンプレートビルダを使用して作成できます。
サポートされているWindowsデバイスで、[
]>[ ]>[ ]>[ ]の順にクリックします。テンプレートビルダは、[
]、[ ]および[ ]などの標準的な[ ]オプションのほかに、4つのタブから構成されます。テンプレートビルダを開いて、デフォルトの[
]タブを表示します。[
]タブのオプションにより、ユーザマイグレーションのテンプレート情報が制御されます。1人のユーザ、すべてのユーザ、または選択したユーザのリストのどれをマイグレートするのかに応じて、次の表のオプションの1つを選択します。
[
]タブをクリックし、マイグレートしない設定を選択解除します。[
]タブにより、[ ]タブで選択した各ユーザアカウント用にマイグレートされるシステム設定が制御されます。デフォルトでは、すべての設定が選択されています。すべてのオプションを選択解除するには、[
]パネルを右クリックし、[ ]オプションを選択します。[ ]パネルですべてのオプションを選択するには、[ ]オプションを右クリックして選択します。マイグレートできるすべてのアプリケーションのリストを表示するには、[
]タブをクリックします。すべてのオプションを選択解除するには、[
]パネルを右クリックし、[ ]オプションを選択します。すべてのオプションを選択するには、[ ]パネルを右クリックし、[ ]オプションを選択します。[
]カラムのドロップダウンリストから、適切な宛先のアプリケーションを選択します。ZENworks Personality Migrationでは、次のようなアプリケーション間での設定のマイグレーションがサポートされています。同じバージョンの同じアプリケーション間: Microsoft Office 2003からMicrosoft Office 2003などのように、同じバージョンのアプリケーション間での設定をマイグレートします。
同じアプリケーションの異なるバージョン間: ソースアプリケーションから、より新しいバージョンの宛先のアプリケーションに設定をマイグレートします。たとえば、Microsoft Office 2003からMicrosoft Office 2007にマイグレートする場合などです。
異なるアプリケーション間: Internet ExplorerからFirefoxなどのように、ソースアプリケーションから、類似した種類の宛先のアプリケーションに設定をマイグレートします。
マイグレートする前に、宛先のアプリケーションが宛先マシンにインストールされていることを確認してください。マイグレートするよう選択されたアプリケーションの設定がソースマシンまたは宛先マシンで使用可能でない場合、そのアプリケーションの設定は無視されます。
マイグレートデータの設定を表示するには、[
]タブをクリックします。[
]タブを使用すると、データのマイグレーションのルールを設定することができます。重要:一時フォルダ全体を宛先にマイグレートしないでください。マイグレートするファイルのみを選択してください。これは、マイグレーションプロセスでは一時フォルダが使用されるので、マイグレーションのためにフォルダ全体を選択するとエラーメッセージが表示されるためです。
マイグレートするファイルを追加するには、[
]をクリックします。[
]をクリックし、マイグレーションに追加するファイルを参照して選択します。または
[test.txtという名前のデスクトップファイルをマイグレートする場合、[ ]変数をクリックし、/test.txtを追加します。
]をクリックし、マイグレートするファイルの場所にマップする変数を選択します。たとえば、[
]カラムにファイルを一覧表示するには、[ ]をクリックします。[ファイル宛先]ダイアログボックスを開くには、[
]カラムのファイル名をダブルクリックします。[
]をクリックし、ファイルをマイグレートする宛先の場所を参照して選択します。または
[favoritesディレクトリにマイグレートする場合、[ ]変数をクリックして「\file1」を追加します。
]をクリックし、宛先の場所にマップする変数を選択します。たとえば、file1という名前のファイルを[
]をクリックします。マイグレートするフォルダを追加するには、[
]をクリックします。[
]をクリックし、マイグレーションに追加するフォルダを参照して選択します。または
[testfolder1をマイグレートする場合、[%desktop%]変数をクリックし、「/testfolder1」を追加します。
]をクリックし、マイグレートするフォルダの場所にマップする変数を選択します。たとえば、デスクトップフォルダ[
]カラムにフォルダを一覧表示するには、[ ]をクリックします。[
]カラムのフォルダ名をダブルクリックし、[フォルダ宛先]ダイアログボックスを開きます。[
]をクリックし、フォルダをマイグレートする宛先の場所を参照して選択します。または
[programfilesディレクトリにマイグレートする場合、[ ]変数をクリックし、「/folder1」という名前を追加します。
]をクリックし、宛先の場所にマップする変数を選択しますたとえば、folder1という名前のフォルダを[
]をクリックします。マイグレートするファイルのタイプを追加するには、[
]をクリックします。[
]フィールドに名前を入力するか、[ ]をクリックしてフォルダを参照して選択します。デフォルトでは、すべてのローカルのハードドライブがこのフィールドに表示されます。(オプション)ファイルタイプを追加する必要がある場合、[.INIなどのファイルタイプを指定します。
]をクリックし、マイグレートするファイルタイプを選択し、[
]をクリックして、[ ]カラムにファイルタイプを一覧表示します。[
]カラムでファイルタイプをダブルクリックし、[ファイルタイプ宛先]ダイアログボックスを開きます。[
]をクリックし、ファイルの宛先の場所を参照して選択します。または
[
]をクリックし、宛先の場所にマップする変数を選択します。[
]をクリックします。(オプション)マイグレートしないファイルまたはフォルダを削除します。
[
]カラムで、マイグレートしない項目をハイライトします。[
]をクリックします。(オプション)マイグレートしないファイルおよびフォルダを除外します。
[ファイルおよびフォルダの除外]ダイアログボックスを表示するには、[
]をクリックします。項目を除外するために使用するオプションを選択します。
ファイルの追加: [
]をクリックし、マイグレーションから除外するファイルを選択します。フォルダの追加: [
]をクリックし、マイグレーションから除外するフォルダを選択します。ファイルタイプの追加: [
]をクリックし、マイグレーションから除外するファイルのタイプを選択します。項目の削除: 除外リストから項目を削除し、マイグレーションに含めるには、[
]をクリックします。[
]をクリックします。次のファイル形式でテンプレートを保存するには、[xmlファイル
]>[ ]の順にクリックします。