ZENworksシステムは、タスクベースのWebブラウザコンソールであるZENworksコントロールセンター(ZCC)を通じて、管理ゾーンレベルで管理します。 次の図は、WEBブラウザ表示のZCCの部分を示しています。
図 1-2 ZENworksコントロールセンター
ZCCは、管理ゾーンのすべてのプライマリサーバにインストールされます。どのプライマリサーバでも、すべての管理タスクを実行できます。Webベースの管理コンソールであるため、ZCCはサポートされているワークステーションからアクセスできます。
Novell iManagerを使用してネットワーク環境でその他のNovell製品を管理する場合、ZCCを有効にしてiManagerから起動できます。詳細については、『ZENworks 10 Configuration Managementシステム管理リファレンス』を参照してください。
ZCCに加えて、zmanコマンドラインユーティリティを使用して、ZENworksシステム内でオブジェクトを管理できます。たとえば、コンテンツをバンドルに追加したり、ポリシーをデバイスに割り当てたり、デバイスを登録したりできます。コマンドラインユーティリティを使用する主な利点は、繰り返し操作または一括操作を処理するためのスクリプトを作成できることです。
ZCCと同様に、zmanユーティリティはすべてのプライマリサーバにインストールされますが、実行できるのはサーバ上のコマンドラインからのみです。