Novell Vibe Desktop Readme

2013年7月1日

1.0 製品の概要

Novell Vibe Desktopを使用すると、Novell Vibeのファイルをコンピュータ上のファイルシステムと同期させ、Vibeサイトに直接アクセスすることなくファイルを変更することができます。 Vibeとコンピュータの間で追加および変更が同期されます。

2.0 Vibe Desktopのシステム要件

2.1 Windowsの場合

Vibe Desktopは、次のバージョンのWindowsオペレーティングシステムに対してサポートされています。

  • Windows XP SP3以降(32ビットのみ)

  • Windows Vista SP2以降(32ビットまたは64ビット)

  • Windows 7 SP1以降(32ビットまたは64ビット)

  • Windows 8 (32ビットまたは64ビット)

接続先のVibeシステムは、Novell Vibe 3.3以降である必要があります。

2.2 Macの場合

Mac上のVibe Desktopでは、Mac OS X 10.6以降(64ビットのみ)が必要です。

接続先のVibeシステムは、Novell Vibe 3.3以降である必要があります。

3.0 Vibe Desktopの問題点

3.1 ユーザのホームワークスペース内のチームワークスペースが2回同期される

ユーザのホームワークスペース(このホームワークスペースはMy Workspaceと呼ばれます)内にチームワークスペースがある場合、チームワークスペース内のファイルがデスクトップと2回同期される場合があります。これは、ユーザがMy Workspaceを同期することを選択し、次にMy Teamsでユーザのホームワークスペースに対するサブワークスペースであるワークスペースを選択したときに発生します。このようにVibe Desktopを設定した場合、Vibe Desktopは、ワークスペース内にファイルの2つの別個のコピーを保持します。

3.2 複数のコンピュータ上の同じネットワークロケーションに対して、Vibe Desktopフォルダを設定できない

Vibe Desktopフォルダに対してロケーションを選択したときに、複数のコンピュータ上で、ネットワーク上の同じ共有ロケーションを使用するようにVibe Desktopを設定しないでください。 これは、2つのインスタンスが同じ共有ロケーションに対して同期されている場合、それらのインスタンスが同時に実行されていなくても、Vibe Desktopはファイルを適切に同期しないからです。 このため、Vibe Desktopフォルダがネットワークドライブ上に存在するように設定することは必ず避けることをお勧めします。

3.3 Windows認証を使用してVibeサーバを設定するときに、Vibe Desktopが機能しない

Windows認証を使用してVibeサーバを設定する場合、ポートの競合が発生するため、Vibe DesktopでVibeサイトのファイルを同期させられません。

この問題を回避する方法については、『Novell Vibe 3.4管理者ガイド』の統合されたWindows認証の設定によるVibe DesktopおよびVibe Add-Inのサポートを参照してください。

VibeサイトでのWindows認証の設定方法の詳細については、 『Novell Vibe 3.4インストールガイド』のWindowsのインターネットインフォメーションサービスでのシングルサインオンの設定を参照してください。

3.4 Vibe Desktopアプリケーションのログイン情報が失われる

Vibe DesktopをVibe Add-inと連携して使用している場合、Vibe Add-inのアカウント情報でシステムプロキシ設定の使用を指定した後で([システムプロキシ設定の使用]を選択する)、アカウントでのシステムプロキシ設定の使用を取り消すと、 Vibe Desktopのログイン情報が失われます。

4.0 Vibe Desktopのマニュアル

お使いのコンピュータ上のVibe Desktopのインストール方法、設定方法、および使用方法については、『Vibe Desktop for Windowsクイックスタート』または『Novell Vibe Desktop for Macクイックスタート』を参照してください。

Novell Vibe Desktopに関するFAQ (よくある質問と答え)のリストについては、「Vibe Desktop FAQ」を参照してください。

Vibe Desktopを有効または無効にする方法、およびその他の管理機能を実行する方法については、 『Novell Vibe 3.4管理者ガイド』のVibe DesktopおよびMicrosoft Office Add-Inの設定を参照してください。