Novell Vibe Desktopは、可能な限りの使いやすさを追求して設計されていますが、効率的で快適な作業を実現するために、認識しておくことが必要な動作がいくつかあります。
Vibe Desktopで削除したファイルが再び表示されるのはなぜですか。
Vibe Desktopでファイルを削除しても、Vibeサイトからそのファイルが削除されるわけではありません。次回のファイル同期処理で、Vibeサイトからの同期によって、削除したファイルがVibe Desktopに再び表示されるようになります。ファイルを削除するには、ブラウザからVibeにアクセスする必要があります。
Vibe Desktopで作成したフォルダがVibeサイトに表示されないのはなぜですか。
フォルダの同期処理は、VibeサイトからVibe Desktopへの一方向でのみ実行されます。Vibe Desktopでフォルダを作成しても、それがVibeサイトに同期して作成されることはありません。フォルダを作成するには、ブラウザからVibeにアクセスする必要があります。
ドキュメントを保存しましたが、再度そのドキュメントを開くと、変更内容が反映されていません。なぜですか。
ドキュメントのローカルコピー(ファイル名 - local copy.doc)として変更内容が保存されていると考えられます。この現象が発生する原因と対処方法については、次の質問項目を参照してください。
ファイル名 - local copy.docというファイルは、どのようにして生成されるのですか。
変更したファイルをVibe Desktopからアップロードする前に、別の変更を適用した同じファイルを別のユーザがアップロードしていると、このファイルが生成されます。この場合は、両方のファイルを比較して、どの対応方法をとるかを判断します。この対応方法には3種類があり、1つは自分の変更内容をVibeサーバ上のファイルにマージすることです。この場合は、Vibeサイト上のファイルを再度編集します。次の方法は、自分の変更内容を破棄することで、この場合は自分のローカルコピーを削除します。最後の方法は、Vibeサーバ上のファイルを自分のローカルコピーに置き換えることです。この方法では、自分のローカルコピーをワークステーション上の別の場所に移動し、そのファイル名がVibeサイト上のファイルと一致するように変更した後、名前を変更したこのファイルを元のフォルダにコピーします。
自分の変更内容がVibeサイトに同期しないのはなぜですか。
これにはいくつかの原因が考えられます。たとえば、ドキュメントがデスクトップ上で開いたままになっている、別のユーザによる変更作業でファイルがロックされている、Vibeサイトが利用できなくなっている、ファイルがまだ同期化されていないといった状況があります。なお、Vibe DesktopからVibeサイトへのファイル同期処理を実行する頻度は、それぞれのVibe管理者が設定します。ドキュメントが同期しない原因が不明な場合は、Vibe Desktopコンソールで[最近のアクティビティ]セクションを確認します(手順については、『Novell Vibe Desktop for Windows Quick Start 』または『Novell Vibe Desktop for Mac Quick Start』を参照してください)。
Blogフォルダ(または、FilesフォルダとPhoto Albumフォルダ以外のあらゆるタイプのVibeフォルダ)を同期できないのはなぜですか。
同期できるVibeフォルダは、一意のファイル名を必要とするフォルダのみです。FilesフォルダとPhoto Albumフォルダは、デフォルトで一意のファイル名を必要としています。BlogフォルダやWikiフォルダなどの他のフォルダは、デフォルトでは一意のファイル名を必要としていません。これらのタイプのフォルダを同期できるようにするには、『Novell Vibe Desktop Quick Start』または『Novell Vibe Desktop for Mac Quick Start』で手順を参照してください。
ドラッグアンドドロップ操作でドキュメントをデスクトップからVibe Desktopにコピーしようとしても、移動操作となり、ドキュメントがデスクトップから削除されます。なぜですか。
デスクトップと同期フォルダが同じドライブ上(C:ドライブなど)にある場合は、これがWindowsでの通常の動作です。ファイルをコピーするには、Ctrlキーを押したままでドラッグします。
ファイルの同期頻度を変更するにはどうすればいいですか。
同期間隔を変更できるのはVibe管理者のみです。デフォルトは15分ごとです。
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