TeamWorksを使用すると、ユーザは仮想ルームに参加したり仮想ルームを作成したりして、他のユーザと協同することができます。
TeamWorksアプリは以下でサポートされています。
iOSフォンおよびタブレット(iOS 12.x以降)。
TeamWorksアプリは、Apple App Storeから無料で入手できます。
Androidデバイス(バージョン8.1以降)。
TeamWorksアプリは、Androidアプリストアから入手できます。
次のデスクトップWebブラウザ: Mozilla Firefox、Chrome、Chromium搭載Microsoft Edge、Mac上のSafari。
TeamWorksのデフォルトの表示言語は、ご使用のモバイルデバイスまたはブラウザで設定されている言語で定義されています。デバイスの言語がサポートされていない場合、アプリケーションは英語で表示されます。
TeamWorksはユーザに対して次の言語をサポートしています。(管理インタフェースは英語のみです。)
チェコ語
簡体字中国語
繁体字中国語
デンマーク語
オランダ語
英語
フィンランド語
フランス語
ドイツ語
ハンガリー語
イタリア語
日本語
韓国語
ノルウェー語
ポーランド語
ポルトガル語(ブラジル)
ロシア語
スペイン語
スウェーデン語
モバイルデバイス、Webブラウザから、またはGroupWiseクライアントを使用して、TeamWorksにアクセスできます。
このクイックスタートでは、モバイルデバイスおよびWebブラウザ用の基本的な機能について説明しています。
GroupWiseクライアントでTeamWorksを使用する方法については、GroupWise 18のマニュアルを参照してください。
TeamWorksに接続するには次のものを知っていることが必要です。
ユーザID: TeamWorksサイトにログインするときに使用する名前。
GroupWiseユーザである場合は、GroupWiseユーザ名を使用してください。
パスワード: 入力するIDのパスワード。
サーバ: アクセスするTeamWorksサイトの(TeamWorks管理者から配布される)URL。
たとえば、TeamWorkssite.com。
モバイルデバイスからTeamWorksにアクセスするには、次の操作を実行します。
サポートされているモバイルデバイスで、適用可能なアプリストアからTeamWorksモバイルアプリをダウンロードしてインストールします。
アプリ設定時に、プロンプトに従ってユーザ名などを入力します(セクション 1.1, アクセス資格情報などを参照)。
WebブラウザからTeamWorksにアクセスするには、次の操作を実行します。
サポートされているWebブラウザを使用して、TeamWorks管理者によって配布されるURLを入力します。
プロンプトが表示されたら、ユーザ名とパスワードを入力します(セクション 1.1, アクセス資格情報などを参照)。
携帯電話、タブレット、またはWebブラウザのいずれを使用する場合でも、TeamWorksインタフェースは基本的に同じです。ブラウザまたは大きなタブレットでは、インタフェース全体を表示できます。携帯電話または小さなタブレットでは、作業で必要とされるインタフェースの一部が自動的に表示されます。
次の2種類のTeamWorksユーザがいます。
LDAPユーザ: GroupWise、eDirectory、Active DirectoryなどのLDAPディレクトリストアからTeamWorksにインポートされたユーザです。
通常、組織の従業員またはメンバーです。ただし、LDAPディレクトリストアにアカウントを持つユーザであれば、契約社員などであっても任意のユーザをインポートして、その情報をTeamWorksと同期することができます。
LDAPディレクトリストアは、パスワードや他のデータの主な情報リポジトリです。たとえば、パスワード変更プロセスは変更されません。
ローカルユーザ: 管理者ユーザがTeamWorksで作成するユーザです。
通常は、組織の従業員またはメンバーではないが、組織内で作業し協同する契約社員などです。
ローカルユーザはTeamWorks内で直接、自分のパスワードを変更し、その他の情報を管理します。
ルームは、会話やコラボレーションが行われる仮想的な場所です。
次の2種類のルームがあります。
パブリックルーム: すべてのTeamWorksユーザが表示およびアクセスすることができます。
例: 設備の問題を報告するためのルームは、パブリックに使用可能なルームの論理的な候補になります。
プライベートルーム: ルーム所有者がルームに追加したユーザのみが表示およびアクセスすることができます。
例: 重要な製品開発についてディスカッションするためのルームはプライベートである必要があります。
表 1および後続のセクションでは、基本的なTeamWorksタスクおよびその実行方法について概説します。
表 1 ルームタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
ルームの作成 |
|
TeamWorksのすべてのユーザがこの操作を実行できます。 ルームを作成する際には、通知オプションを設定したり、このオプションを後で設定することもできます。 アプリ内通知: デフォルトでは、自分のトピックまたはコメントのいずれかに他のユーザがコメントしたときに、アプリが通知を受信します(つまり、直接の返信)。 電子メール通知: デフォルトでは、直接の返信に対してのみ電子メール通知が有効になっています。 すべてのメッセージを選択してすべての通知を受信することも、なしを選択してルームの通知を無効にすることもできます。 有効にすると、TeamWorksにログインしていないときにイベントが発生した場合にのみ電子メール通知が生成されます。 |
ルームをプライベートにする |
|
ルーム所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ルームをパブリックにする |
|
ルーム所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ユーザをプライベートルームに追加する |
|
ルーム所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ルームの削除 |
重要:ルームを削除すると、システムからルームとルーム内のすべてのものが永久に削除されます。このアクションを元に戻すことはできません。 |
ルーム所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ルーム名または説明の変更 |
|
ルーム所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ルーム情報の表示 |
|
ルームを表示できるユーザなら、誰でもこの情報を表示できます。 |
ルームメンバーの削除 |
|
プライベートルームの所有者のみがこの操作を実行できます。 |
ユーザが別のユーザの投稿にメンションされたときには常に通知されます。
表 2で説明されている設定に応じて、所有するトピックおよびコメントのアクティビティについて通知することもできます。
表 2 通知タスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
ルームの通知レベルの設定 |
|
ルームに参加しているすべてのユーザが、そのルームから受信する通知を指定できます。 iOSモバイルアプリでは、通知は、通知センターのログに記録されるだけでなく、下にスライドして表示されるメッセージにも一時的に表示されます。 ユーザがルームに追加されたときも、下にスライドして表示されるメッセージによってそのことがユーザに知らされます。 |
通知センターの使用 |
|
ルームに追加されたという通知は、通知センターのログに記録されません。 |
トピックによって、ルーム内で会話またはコラボレーションが開始されます。
例: 人事管理マネージャは人事管理の質問という名前のルームを作成してから、次のようなさまざまなトピックを作成します。
医療保険
健康プログラム
会社のパーティ
パフォーマンス評価
表 3 トピックタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
トピックの作成 |
例: 任意のユーザが設備の問題ルームで「オフィスの窓が壊れた」というトピックを作成します。 |
ルームにアクセスできるユーザなら、誰でもそのルームでこの操作を実行できます。 |
トピックの変更 |
例: 前の例のユーザは、窓のフレームが曲がっていることも見つけました。そこで彼はトピックを次のように変更します。「オフィスの窓が壊れて、フレームが曲がっている」。 |
トピック作成者のみがこの操作を実行できます。 |
トピックの削除 |
重要:トピックを削除すると、すべての子コメントも永久に削除されます。 |
トピック作成者のみがこの操作を実行できます。 |
コメントは、トピックまたは他のコメントへの返信です。TeamWorksでは、互いのリレーションシップを示すため、コメントは視覚的にネスト(インデント)されます。
表 4 コメントタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
トピックまたは他のコメントに関するコメント |
|
このルームにアクセスできるユーザなら、誰でもそのルームでこの操作を実行できます。 |
コメントの変更 |
|
コメント作成者のみがこの操作を実行できます。 |
コメントの削除 |
重要:コメントを削除すると、すべての子コメントも永久に削除されます。 |
コメント作成者のみがこの操作を実行できます。 |
トピックを投稿したりコメントする場合には、次のように、名前でメンションすることで自分の投稿について他者に通知することができます。
テキスト内の適切な場所で、@マークの次にユーザ名の最初の2文字以上を入力します。
文字列に一致し、ルームにアクセスする権限のあるユーザのリストが表示されます。
メンションしたいユーザの名前をクリックするかタップすると、その名前が直ちにテキストに追加されます。
メンションを名のみに短縮するには、Backspaceキーを使用して名の後に続く任意の名前を削除します。
メンションを削除するには、姓名の上にBackspaceキー置くだけです。
トピックまたはコメントを投稿する場合は、通知リストのログに記録されているメンションしたすべてのユーザに通知されます。
トピックレベルまたはコメントレベルのいずれかでファイルを添付できます。ルーム参加者はこれらのファイルをダウンロードしてアクセスすることができます。
表 5 添付ファイルタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
ファイルの添付 |
|
トピック所有者およびコメント所有者がこの操作を実行できます。 |
添付ファイルの削除 |
|
トピック所有者およびコメント所有者がこの操作を実行できます。 |
ルームメンバーはファイルを共有して、フォルダ内で整理することができます。そして、共同で編集し、維持することができます。
表 6 ファイルとフォルダのタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
ファイルを共有する |
|
すべてのユーザ。 |
フォルダを作成する |
|
すべてのユーザ。 |
ファイルを編集する(ワークステーションブラウザのみ) |
|
|
すべてのTeamWorksユーザは、アバターとして表示する画像をアップロードできます。ローカルユーザはTeamWorksを介してパスワードを変更できます。ユーザは、ログイン時にオンボーディングビデオを表示するかどうか、およびルームビューの一番上から新しい順または古い順のどちらでトピックを表示するかを制御することもできます。
表 7 その他のタスク
タスク |
ステップ |
備考 |
---|---|---|
アバターの変更 |
|
すべてのユーザ。 |
パスワードの変更(ローカルユーザのみ) |
|
ローカルユーザのみ、この操作を実行できます。 |
TeamWorks起動時に再生されるオンボーディングビデオを有効または無効にする(ワークステーションブラウザのみ) |
|
すべてのTeamWorksユーザは、Webアプリを使用してこの操作を実行できます。 |
トピックの一覧の順序を変更する |
デフォルトでは、最新のトピックがルームの一番上に一覧表示されます。必要に応じてこの順序を変更できます。
|
すべてのTeamWorksユーザがこの操作を実行できます。 |
TeamWorksをサインアウトするには
現在のアバターと名前で歯車アイコンをクリックまたはタップして、サインアウトを選択します。
ログアウトし、[サインイン]ダイアログが表示されます。
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