ワークロードを保護対象に追加すると、PlateSpin Forgeがソースワークロードのストレージメディアをインベントリし、PlateSpin Forge Web Clientの中のオプションを自動的にセットアップして保護に必要なボリュームを指定します。
PlateSpin Forgeでは、Windowsダイナミックディスク、LVM、RAID、およびSANなどの数種類のストレージがサポートされます。
Linuxのワークロードの場合、PlateSpin Forgeは次の機能を追加で提供します。
ソースワークロードに関連付けられた非ボリュームストレージが複製され、回復ワークロードに割り当てられます。
ボリュームグループと論理ボリュームのレイアウトが保存されるので、フェールバック時にそれらを再作成できます。
(OES 2ワークロード)ソースワークロードのEVMSレイアウトは、アプライアンスホストで保持および再作成されます。 NSSプールはソースから回復VMにコピーされます。
次の図は、複数のボリューム、および1つのボリュームグループに含まれる2つの論理ボリュームを使用するLinuxワークロード用のレプリケーション設定のパラメータセットを示します。
図 7-1 保護されたLinuxのワークロードのボリューム、論理ボリューム、およびボリュームグループ
次の図は、EVMSレイアウトが保存され、回復ワークロードのために作成し直されることを示すオプションをもつOES2 ワークロードのボリューム保護オプションを示します。
図 7-2 レプリケーション設定、ボリューム関連オプション(OES 2ワークロード)