ワークロード保護およびフェールバックの操作では、初期レプリケーションパラメータによってソースからターゲットに転送されるデータの範囲が決定されます。
フル: フルボリューム転送は、運用ワークロードからそのレプリカ(回復ワークロード)に対して、またはフェールオーバーワークロードからその元となる仮想インフラまたは物理的インフラに対して実施されます。
増分: 選択された操作のソースからターゲットに対して差分のみが転送されます。この時、ソースとターゲットは同様のオペレーティングシステムとボリュームプロファイルを使用している必要があります。
保護時: 運用ワークロードはアプライアンスホスト内の既存のVMと比較されます。既存のVMは次のうちの1つになります。
以前に保護されたワークロードの回復VM (
コマンドの オプションの選択は解除されています)。運用サイトからリモート復旧サイトへとポータブルメディア上で物理的に移動されるワークロードVMなど、アプライアンスホストに手動でインポートされるVM(VMware ESX 3.5以降の場合のみ)。
手動によるアプライアンスホストのデータストアへのVMのインポートを参照してください。
仮想マシンへのフェールバック時: フェールオーバーワークロードはフェールバックコンテナ内の既存のVMと比較されます。
物理マシンへのフェールバック時: ターゲットの物理マシンがPlateSpin Forgeに登録されている場合、フェールオーバーワークロードはその物理マシン上のワークロードと比較されます(物理マシンへの半自動化されたフェールバックを参照)。
ワークロード保護およびVMホストへのフェールバック時、
を選択すると、初期レプリケーション方法によって、選択された操作のソースと同期するのに、ターゲットVMを参照し、見つけ、準備することが要求されるため、または などの必要なワークロードコマンドを続行します。
オプションには、 を選択します。
をクリックします。
PlateSpin Forge Web Clientによって[増分レプリケーションの準備]ページが表示されます。
必要なコンテナ、仮想マシン、およびVMとの通信に使用するインベントリネットワークを選択します。
をクリックします。
プロセスが完了し、ユーザインタフェースが元のコマンドに戻るまで待機し、準備済みのワークロードを選択します。
メモ:(ブロックレベルデータのレプリケーションのみ)初めての増分レプリケーションは、その後のレプリケーションよりも大幅に長い時間がかかります。これは、ソースのボリュームとターゲットのボリュームがブロックごとに比較されるからです。その後のレプリケーションは、ソースのモニタリング中にブロックベースのコンポーネントによりすでにポーリングされたデータに依存します。