GroupWise 2012とSkype

2011年11月21日

Skypeでは、Webを介して音声通話とビデオ通話を行うことができます。 GroupWiseでSkypeを使用して、電話をかけたり、プレゼンスを確認したり、インスタントメッセージを送信したり、テキストメッセージを送信することができます。

Skypeはワークステーションにインストールする必要があります。Skypeをインストールするには、SkypeのWebサイトにアクセスしてください。

1.0 前提条件

このクイックスタートで説明するように、GroupWiseでSkypeを使用するには、次の前提条件を満たす必要があります。

1.1 Skypeは必ずワークステーションで実行する

SkypeのWebサイトにアクセスして、Skypeを無料でダウンロードしインストールします。

1.2 GroupWiseでSkypeを有効にする

GroupWiseでSkypeを使用するには、Skypeをデフォルトのテレフォニープロバイダとして有効にする必要があります。

  1. GroupWiseで、［ツール］>［オプション］の順にクリックします。

  2. ［使用環境］をダブルクリックし、［デフォルトアクション］タブをクリックします。

  3. ［デフォルトのテレフォニープロバイダ］ドロップダウンリストから［Skype］を選択します。

2.0 GroupWiseの起動時にSkypeを起動するように設定する

共用ワークステーションを使用していても、独自のワークステーションを使用していても、GroupWiseを開くときに、Skypeが起動するように設定することができます。

  1. GroupWiseで、［ツール］>［オプション］の順にクリックします。

  2. ［使用環境］をダブルクリックし、［一般］タブをクリックします。

  3. ［起動時にSkypeを起動する］を選択します。

    これで、GroupWiseが起動するときにSkypeが起動し、GroupWiseが終了するときにSkypeが終了します。

  4. ［OK］をクリックし、［閉じる］をクリックします。

3.0 Skypeから電話をかける

GroupWiseは、デフォルトのテレフォニープロバイダを使用して電話をかけます。 Skypeから電話をかけるには、Skypeがデフォルトのテレフォニープロバイダに設定されている必要があります。

Skypeをデフォルトのテレフォニープロバイダとして設定する方法については、GroupWiseでSkypeを有効にするを参照してください。

次の複数の方法で、GroupWise内で電話をかけることができます。

3.1 メッセージから電話をかける

GroupWiseのメッセージに電話番号が含まれている場合、その番号はハイパーリンクとして表示されます。

GroupWiseのメッセージから直接電話をかけるには

  1. メッセージ内の電話番号のリンクをクリックします。

3.2 連絡先ビューから電話をかける

  1. 電話をかける相手の連絡先が含まれている連絡先フォルダをクリックします。

  2. 電話をかける相手の電話番号のリンクをクリックします。

3.3 連絡先を表示して電話をかける

  1. 電話をかける相手の連絡先が含まれている連絡先フォルダをクリックします。

  2. 連絡先の名前を右クリックして、［詳細］をクリックします。

  3. ツールバーの［ダイヤル］の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、電話をかける番号をクリックします。

4.0 Skypeからビデオ通話を行う

このセクションで説明するようにビデオ通話を行うには、ワークステーションにWebカムを装備している必要があり、通話の相手もWebカムを装備している必要があります。

  1. ビデオ通話先のユーザの名前の横にある［プレゼンス］アイコンをクリックします。

    作成した連絡先(つまり、GroupWiseシステムのアドレス帳にはない連絡先)に電話をかける場合、［頻繁な連絡］フォルダなどの連絡先フォルダには淡色表示の［プレゼンス］アイコンが表示されます。淡色表示の［プレゼンス］アイコンをクリックして、SMSテキストメッセージを個人連絡先に送信します。

    組織内の別のGroupWiseユーザにテキスト送信している場合、ワークステーションでNovell Messengerも実行していれば、［プレゼンス］アイコンが電子メールメッセージに表示されます。詳細については、『GroupWise 2012 and Messenger 2.2 Quick Start』を参照してください。

  2. ［ビデオ通話］をクリックします。

5.0 SMSテキストメッセージを送信する

SkypeでSMSテキストメッセージを送信するには

  1. テキストメッセージの送信先ユーザの名前の横にある［プレゼンス］アイコンをクリックします。

    作成した連絡先(つまり、GroupWiseシステムのアドレス帳にない連絡先)に送信する場合、［頻繁な連絡］フォルダなどの連絡先フォルダには淡色表示の［プレゼンス］アイコンが表示されます。淡色表示の［プレゼンス］アイコンをクリックして、個人連絡先にSMSテキストメッセージを送信します。

    組織内の別のGroupWiseユーザにテキスト送信している場合、ワークステーションでNovell Messengerも実行していれば、［プレゼンス］アイコンが電子メールメッセージに表示されます。詳細については、『GroupWise 2012 and Messenger 2.2 Quick Start』を参照してください。

  2. ［SMS］をクリックし、ユーザ名をクリックし、続いてSkypeロゴが横に表示された電話番号をクリックします。

  3. 送信するメッセージを指定して、［送信］をクリックします。

ネイティブのGroupWise機能を使用して、テキストメッセージを送信することもできます。詳細については、『GroupWise 2012 Windows Client User Guide』のPhone Calls and Text MessagesのSending an SMS Text Messageを参照してください。

6.0 インスタントメッセージの会話を開始する

Skypeを使用して、GroupWise内からインスタントメッセージの会話を開始できます。

ユーザがSkype連絡先リストのメンバーである場合にのみ、インスタントメッセージを使用してこのユーザに連絡できます。メンバーでない場合、ユーザは、どの相手からのインスタントメッセージでも許可するようにSkypeを設定する必要があります。

  1. 連絡先のユーザの名前の横にある［プレゼンス］アイコンをクリックします。

  2. ［IM］をクリックします。

7.0 プレゼンス情報を表示する

前提条件で説明した前提条件が満たされている場合、Skypeのプレゼンス情報が自動的にGroupWiseに表示されます。

［プレゼンス］アイコンは有効(カラー)または無効(グレー)のどちらかになっています。無効はユーザが臨席していないことを示します。有効は臨席していることを示します。

8.0 保証と著作権:

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