ConsoleOne 1.3
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ConsoleOneは、NDS®オブジェクト、スキーマ、パーティション、レプリカ、およびNetWare®サーバれソースを管理するためのJavaユーティリティです。 その他のNovell®製品をインストールするとConsoleOneの機能が拡張されます。たとえば、NDS eDirectoryをインストールすると、LDAP管理機能が追加されます。
その他のNovell製品には、製品を管理するためのスナップインが含まれています。 スナップインはNovellダウンロードサイトからダウンロードできます。
ConsoleOne 1.2dのリリース以降、次の機能が追加されました。
次の手順を実行する前に、説明を印刷してください。
システム要件
オペレーティングシステム |
次のリリース(またはそれ以降のリリース)のいずれか
- Novell Client 3.2およびNICI ClientのインストールされたWindows* 95/98
- Novell Client 4.7およびNICI ClientのインストールされたWindows NT*/2000
- NetWare 5 Support Pack 3
- Sun JRE Sun JRE 1.3のインストールされた、次のSolaris*リリース(またはそれ以降)のいずれか
- 最新のパッチのインストールされたSolaris 2.6
- 最新のパッチのインストールされたSolaris 7
- Solaris 8
注意: 上のJREはConsoleOneパッケージに含まれていますが、すでにインストールされている場合はインストールし直す必要はありません。
- IBM JRE 1.3のインストールされた、次のLinux*システム(またはそれ以降)のいずれか
- Red Hat 6および7.1
- 最新のパッチをインストールしたCaldera* eServer 2.3
- Caldera eDesktop 2.4
- Caldera OpenLinux* 3.1
注意: これらはConsoleOneの動作確認済みLinuxプラットフォームです。Turbo Linuxなどのプラットフォームでも実行できますが、結果を予測できません。上記のJREはConsoleOneパッケージに含まれていますが、すでにインストールされている場合はインストールし直す必要はありません。
注意: NovellクライアントおよびNICIクライアントは、 Novellダウンロードサイトからダウンロードできます。NetWare support packは、Minimum Patch Listサイトからダウンロードできます。
ユーザ補助機能は、Windowsでのみ使用できます。 |
RAM |
推奨: 128 MB (より多い方がパフォーマンスは向上します) 最低値: 64 MB |
プロセッサ |
推奨: 200 MHz以上 |
ディスク容量 |
38 MB |
ディスプレイ解像度 |
最低値: 800 x 600(256色) |
最高のパフォーマンスを得るには
- ConsoleOneおよび必要なスナップインをWindowsワークステーションにインストールします。
- ワークステーションのスピードがより速く、またメモリの容量がより多い方がよい結果を得ることができます。
- 必要なスナップインのみインストールします。 スナップインが多いほど、起動時間が長くなります。
- Windows 95/98では、クライアントのファイルキャッシュをオフにします。
- システムトレイにある赤い[N]を右クリックします。
- [Novell Clientのプロパティ]>[詳細設定]の順にクリックします。
- 次の設定を変更します。
- [Cache Writes]をオンからオフに
- [Delay Writes]をオンからオフに
- [File Cache Level]を3から0に
- [File Write Through]をオフからオンに
- [True Commit]をオフからオンに
インストール
ConsoleOneをインストールするコンピュータでConsoleOneの古いバージョンが動作している場合は、古いバージョンのConsoleOneを終了します。
ConsoleOneをNetWareサーバにインストールする場合は、NetwareサーバからすべてのJavaプロセスとAVA.NLMをアンロードしてください。
アクティブなJavaプロセスを確認するには、コンソールプロンプトで「JAVA -SHOWALL」と入力します。
すべてのJavaプロセスをアンロードするには、コンソールプロンプトで「JAVA -KILLALL」と入力します。
Java.NLMをアンロードするには、コンソールプロンプトで「JAVA -EXIT」と入力します。
WindowsまたはNetWare
ConsoleOneのファイルを、Windowsワークステーション上の一時的な場所にダウンロードします。このファイルはWindowsの実行可能ファイルです。 ダウンロードしたC1.EXEファイルをダブルクリックします。画面の指示に従ってインストールを完了します。 インストール先を聞くプロンプトが表示されたらサーバにマップされたドライバを選択するか、またはローカルワークステーションドライブを選択してください。
Solaris
- 古いバージョンのConsoleOneおよびeDirectoryをSolarisコンピュータ上で実行している場合は、シャットダウンしてシステムから完全にアンインストールします(関連するすべてのファイルを削除してください)。
- 一時的な場所にConsoleOneパッケージをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを開きます。 例: tar xf c1sol.tar
- ダウンロードファイルを解凍したときに作成されたConsoleOne/Solarisディレクトリに移動します。
- システムプロンプトで「c1-install」と入力して、ConsoleOneインストールプログラムを実行します。指示に従ってインストールを完了します。
Linux
- 古いバージョンのConsoleOneおよびeDirectoryをLinuxコンピュータ上で実行している場合は、シャットダウンしてシステムから完全にアンインストールします(関連するすべてのファイルを削除してください)。
- 一時的な場所にConsoleOneパッケージをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを開きます。 例: tar xf c1linux.tar
- ダウンロードファイルを解凍したときに作成されたConsoleOne/Linuxディレクトリに移動します。
- システムプロンプトで「c1-install」と入力して、ConsoleOneインストールプログラムを実行します。指示に従ってインストールを完了します。
ConsoleOneの起動
Windows
WindowsにインストールされているConsoleOneの起動手順は、ConsoleOneがどこにインストールされているかにより異なります。
インストール場所 |
手順 |
NetWareボリューム |
ドライブをNetWareボリュームに(UNCパスではなく文字で)マップします。 NetWareボリュームでPUBLIC\MGMT\CONSOLEONE\1.2\BINを開きます。
CONSOLEONE.EXEをダブルクリックします。 |
ローカルハードディスク |
Windowsデスクトップで、[ConsoleOne]アイコンをダブルクリックします。 |
NetWare
サーバGUIが設定されているかどうかによって、適切な手順を実行します。
GUIが設定されている |
手順 |
「はい」の場合 |
GUIに切り替えます。 [Novell]>[ConsoleOne]の順にクリックします。 |
「いいえ」の場合 |
コンソールプロンプトで「C1START」と入力します。 |
SolarisまたはLinux
ConsoleOneは、ローカルで実行することも、また別のコンピュータがXウィンドウサブシステムを備えている場合は、Xターミナル(リモート)セッションを通じて別のコンピュータから実行することもできます。どちらの場合もシステムプロンプトで次のコマンドを入力します。
/usr/ConsoleOne/bin/ConsoleOne
既知の問題
- ConsoleOnenoのNDSツリーにログインするときに、そのツリーが見つからない場合は、そのツリーのサーバのIPアドレスを使用してログインします。
- メモリが少ない場合、ConsoleOneのパフォーマンスが低下することがあります。パフォーマンスが低下している場合は、ConsoleOneを再起動してください。パフォーマンスの向上に最も効果的なのは、RAMの増設です。
- ロシア語版Windows NTで、ConsoleOneのすべての文字が四角で表示されている場合は、Tahomaフォントを入れてください。 他のロシア語版Winowsシステム(Windows 98など)の\WINDOWS\FONTSフォルダから、TAHOMA.TTFファイルおよびTAHOMABD.TTFファイルを自分の\WINNT\FONTSフォルダにコピーします。
- (一般的な[その他]プロパティページ)オブジェクトのサーバの保持プロパティの値を個別に削除すると、問題が発生する場合があります。この場合、プロパティ全体をいったん削除してから、必要な値のみを再び追加します。
- 複数のプロセッサを持つコンピュータ上で、(-debugおよび-windowoutパラメータをコマンドラインに追加して)デバッグモードでConsoleOneを起動している間にConsoleOneがフリーズした場合は、SHELLPREFS.SERおよびSNAPINPREFS.SERファイルをConsoleOneがインストールされているドライブから削除して、ConsoleOneをもう再起動してください。
- ConsoleOneを使用してレプリカの追加または削除を行うと、ダイアログボックスが消える場合があります。ダイアログボックスを閉じるには、[キャンセル]をクリックします。動作はバックグラウンドで完了します。NetWare Server JVM 1.17bにはこのバグがありましたが、JVM 1.22では修正されています。
- ConsoleOneのこのリリースは、香港の拡張文字セット(HKSCS)をサポートしていません。 ConsoleOneの将来のリリースでHKSCSを使用できるようにするために、パッチを作成しています。
- その他の既知の問題については、「追加情報」を参照してください。
ユーザ補助について
ユーザ補助機能は、Windowsでのみ使用できます。 詳細については、 Accessibility Notesを参照してください。
ConsoleOneの設定、使用方法、およびトラブルシューティングの詳細については、『ConsoleOneユーザガイド』(HTMLまたはPDF)を参照してください。
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